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僕がアパレル店員時代の頃に特殊だった3つの話

      2017/04/05

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4fab11f1-b0c8-4f51-97e9-39860a988766photo by www.japandesign.ne.jp
おはようございます。

ファッションスタイリスト兼ブロガーのEiichiです。

今日はですね、個人的な僕の過去の販売員時代の話です。

ちょっと前に書いた

ファッション、アパレル業界の裏側!!そこから考える消費者の洋服選びとは?

が面白かったという意見がありまして、そん中で話した僕の販売員の頃の話をもう少し広げようかなと。

まああんまし皆さんの貴重な時間を割いてまで得られる価値があるか自信ないんで

『服の話じゃないんだ・・』

って今思ったら今日は離脱してもいいかもです(笑)

特殊な事 1 洋服の話はいいから

前にも記事で書いたのですが僕はアパレルの販売員でお店に入りたての時期はかなりの暗黒時代の黒歴史でした。

記事を書いた時はわりと熱い思い入れがあって書いたのですが今読み返すと暑苦しいので端折って説明しますと

゛モテたい゛という不純な動機の元ファッションの『ふぁ』の字もひらがなで無知でダサい僕が当時の社長の気まぐれでアパレル販売員になれたはいいけどメチャ苦労する

という話です。

まー大変でしたね。

その当時最初に教えられた事が『服の話はいいからとにかくお客さんと話をして盛り上げて』との事でした。

僕は最初それを聞いてお客さんと会話する事に慣れる為に言ってるんだろうなと思っていました。

いきなり服の話をするのも何だからちょっと挨拶程度の世間話を入れてみたいなノリだろうと。

そしたら違うんですよね。

べっしー『いらっしゃいませ!!今日は寒いですよねー。今日はお休みですか?』

お客さん『そうですね。』

べっしー『そうなんですね。平日休みって事は土日は仕事のサービス業とかですか?』

お客さん『そうです。土日は休めないですね・・』

べっしー『僕も同じです!!仕事始めた頃は土日の誘いの連絡とか来てたけど段々減ってくるパターンですよね。分かります。』

お客さん『(笑)そうですね。だいぶ減ってますね。』

べっしー『ちなみに差し支えなければどんなお仕事が教えて貰っても宜しいですか?』

お客さん『車のディーラーです。』

べっしー『ディーラーさんでしたか。どこのメーカーさんですか?あ、すいません。僕最近車に興味深々なんで。』

 

・・・・・・15分後

 

べっしー『やっぱりディーラーさんも色々大変なんですね。』

お客さん『まあ、もう慣れましたけどね。えっと取り敢えずこのTシャツ下さい。』

べっしー『ありがとうございます!!』

とまあこの会話の間洋服の話はほとんどしていません。

極端な例でしたが当時、僕がお店に入りたての頃は同じお店の人は勿論、周囲のお店の人達もこんな感じで接客してましたね。

世間話6~7割の洋服の話3~4割位ですかね。

人によっては8~9割が世間話とかも。

ビックリというか衝撃でしたね。

洋服屋なのに洋服の話の方が少ないって。

僕はお店に入ったら

今世の中はこんなオシャレが流行っててこんな傾向でだからこういう組み合わせとかこんなのがカッコイイんだよ

みたいな事を勉強するかと当然の如く思ってましたが全く違ってましたね。

これには理由があります。

僕が当時勤めていた所は都心からちょっと離れた地方でしてまあ一言でいうと田舎だったという事ですね。

あ、田舎ですが一応全国にいっぱいある某ファッションビルのメンズフロアです。

で、まあ当然ですが都心から距離がある分、人々のオシャレとか流行とかの捉え方もやはり多少距離がありまして。

お客さんは勿論の事、実はショップの販売員も何がオシャレで流行なのか?というのもあんまし分かってなくて。

結果、来たお客さんをホストの様にもてなして買い物を楽しんで貰うという商売のやり方が確立されていったという事です。

どうやって他のお店と商品の差別化を図るか?という部分でその゛おもてなし゛が差別化とか商品価値になっていた訳です。

この前もお客さんが感じる゛価値とは゛という話をしました。

この商売のやり方もそれはそれで価値として感じて貰えてるので成り立ってた訳です。

この辺も土地柄みたいな物が多少あると思いますね。

実際にフロアの他のショップの人達は顔で選んでるんじゃね?位のイケメン揃いでした。

イケメンはイケメンなんで何着てようがオシャレに見えるんですよ。

その着こなしがオシャレとかどーとか関係無しに。

更にそのイケメンがホストの様にもてなして自信満々に着てる服を『この服はカッコイイです。是非!!』

なんて言った日にゃ田舎から来てるお客さんは買いますよ。そりゃ。

田舎とか言うとちょっと問題ありそうですね。

他に見る店や服の選択肢が少ない環境と言った方が良いですかね。

そんで僕はというと

そのイケメン揃いの競合の中、入りたての右も左も上や下すら分かんない背も低い顔も大した事なしのダサい格好でアワアワしてました。

そんな僕は、まあ服なんて

 

 

 

売れません。

 

 

 

あげく

『そんなダサい格好だからろくに売上取れねんだよ。』

なんて罵声を浴びせられ

『じゃあせめて服装をまともに見られる位にしたいので色々教えて下さい!!』

と聞けば

『そんなのは自分でセンスを磨くんだよ!!』

とまあ無茶苦茶ですよ。

確かに自分自身で色々考えるのは大切ですけど入りたての超ド新人に罵声を浴びせ放置というのも少し酷でしょうと。

当時のお店は僕と店長の二人。

店長は店長に成り立ての店長ド新人。

売れないド新人の僕を抱えてお店をやり繰りするのに精一杯で僕を見る余裕もなし。

結局、服装全般は自分で何とかしてまともに見られる位になりました。

トーク力もやってて身に付けましたね。

ただずっーと不思議に思ってましたね当時の環境とか。

何でみんなアパレル販売員なのに服の話はあんましないんだろう?って。

この辺りは特殊でしたね・・

ちなみにその暗黒時代の話はコチラ

モテる男になりたくて大失敗したりメッチャ苦労して学んだ自分磨きのコツとは?

ヒマだったら見てみて下さい。

特殊な事 2 店の服を着ない

そんなこんなで暗黒時代を無事に乗り切って仕事にも周囲の人達とも慣れてきた頃ですね。

今は恐らくですが皆さん同じブランドとかで全身コーディネートする方って少なくなってると思います。

゛コスパ゛なんて言葉はファッションの中でも当たり前の様に言われてます。

若い人達は昔からファストファッションが当たり前の様にあったのでそれらを上手くMIXさせてコーディネートするの上手いですよね。

でも昔は同じお店やブランドで一式上から下まで揃えちゃうってのがわりとスタンダードというか、まあこの辺も土地柄で選択肢が少なかったからですかね。

なんで違うお店のスタッフとかで『今日は3点セットで売った』だの『フルセット!!で靴まで付けた』みたいな会話がありまして。

まあ僕は鼻くそほじりながら『へ~』とか言って聞いてました。

と言うのも当時から僕は全身同じブランドで服着るとか

 

 

 

 

 

ダサいだろ・・・

 

 

 

 

って思ってましたから。

いや、プロの売員として自分のブランドを愛してやまずに全身着て自信を持って勧めるのは当然の事で当たり前の話なんですよ。

売ってナンボの世界ですから自慢するのも分かります。

それがプロの販売員ですから。

でも休みの日にやっぱり全身同じ仕事のままのブランド着てたんだとか見かけちゃうと

 

 

 

 

ダサいな・・・

 

 

 

 

とか思っちゃうんですよ。

昔からそうなんですけど僕の中でアパレルの人って仕事と私服が全く違う感じでどっちもカッコよく着こなしてメッチャオシャレ!!

ってイメージが勝手にありまして、まあそんなだからそう思っちゃってたんですよね。

僕はというと店では自分の店の服も着てましたけど全身とかじゃなく色々違うブランドとか古着とかで組み合わせて着てましたね。

別にお客さんが全身買うのとかは本人が納得して買ってる訳でいちいち店回るの面倒とかそういう理由とかあるんで良いと思います。

でも売る側は色々な服着て色んな着方把握してそれを提案するのが仕事だろーと。

普段も仕事も同じ様な格好でそれ出来るの?って思うわけです。

その辺がダサいと感じてました。

この辺りは賛否両論あると思います。

お前は販売員失格!って言われてもしゃーないです。

基本お店の着て売るのが仕事ですからね。

営業中にお客さんとかに『それ何処の店の服ですか?』とかツッコまれたりしてましたし。

仲が良いお客さんには同じ様に『全身とかじゃなくて良いんだよ。インナーなんて誰も見ないからユニクロで十分だよ』

とか言ってました。

当時はまだユニクロは今程メジャーじゃなかったんで珍しがられましたね。

『周りの店員さんは全身とかで勧めてくるのになんかここの店は他と違ってやる気ないよね。(笑)』

とか言われつつお客さんに寄ってて買い物いして貰ってたのを覚えています。

今じゃ多分そんな販売員いないと思いますし有り得ないですよね。

あ、昔もか。これも特殊ですよね。

特殊な事 3 流行を落とし込む

まあ格好も特殊なんでやっぱりお客さんとの会話接客も特殊でしたね。

その当時はお店に必ず゛gap PRESS゛っていうファッション誌を置いてその本見ながらお客さんと会話してました。

毎年春夏と秋冬シーズンにパリやミラノ、ニューヨークでやるプレタポルテと呼ばれるコレクションの様子をまとめた雑誌ですね。

ファッション業界の人が読む専門誌で一般の人は知らないし読まないでしょう。

プレタって言うのは・・まあハイブランドとかそんな呼び方の方が馴染み深いですかね。

ファッションの流行という物の流れでこのプレタのコレクションは凄く重要な要素で、これを起点に僕らが着てる服の流行が始まるみたいなところがあります。

みたいなと言うのは今は必ずしもプレタのコレクションだけじゃないという事です。

日本にも東京コレクションやガールズコレクションといった日本独自でやる物が近年増えてきて消費者の選択肢もかなり広がってきてます。

今はそんな状況ですが当時はもっと極端で結構プレタのブランドが打ち出した物が流行るみたいなとこありました。

30代の方とかなら聞いた事あると思いますがDior Homme(ディオール オム)とかDOLCE&GABBANA(ドルチェ アンド ガッバーナ)通称ドルガバが全盛な時期でした。

ちなみにドルガバはあんまし好きじゃなかったですね・・個人的に。

極端というのはこぞって日本のブランドがそれらを模倣した商品を作っていて、まあ要はパクリ商品を売ってたんですよね。

パクリって言葉が良くないですが大体にしてファッションの場合はこの模倣が商売の一部みたいなとこあります。

プレタに出るような高級ブランドは値段もそれなりにしますし、それに憧れるけどそこまでお金は出せないから似た商品を購入みたいなニーズ必ずありますから。

なんでコレクションを見ればそのシーズンの服の傾向とかどんなアイテムが主でそれをどう着こなしてくかがある程度分かります。

それをgap PRESS使ってお客さんに落とし込んでました(笑)

自分のお店もやっぱりディオール オムと似たような服ありましたし。

何で『ちょっとこれ見て下さいよ。ディオールも基本上着が短丈でパンツはちょい腰で履くバランスだしそれがカッコイイですよ。だからこのパンツにはその上着よりかはこっちですよ!!』

みたいな会話お客さんとしてました。

当時そんな雑誌使って接客してる人いませんでしたし、そもそもプレタのコレクションの傾向とかを落とし込める人も殆どいなかったと思います。

今もあんましこういうのは無さそうですよね。

特殊ですわ。

厳しかった状況

今思うと店の服は着ないは、難しいファッション誌使って解説するわで好き勝手やり放題だったんですけどやっぱり理由があるんですよ。

最初も言いましたが田舎で周囲の店がイケメンホスト接客だったのでどうしても周囲と差別化する必要がありました。

そうしないとお客さんに選んで貰えない。

結果売れない。

自分の店はそこの地域ではそれ程メジャーでも無かったし・・・・

平日の天気悪い日とかフロアにほとんど人が歩いていない状態で、酷い日は自分で店の服買ってたりして売上立ててましたね。

そんな厳しい状況で考えたのが今まで話てた様な特殊なやり方でしたね。

周りのお店の人達は販売員としてやるべき仕事をやってましたしそこは素直に認めてました。

世間話や面白トークでお客さんを楽しませて買い物そのものに価値を付けるのも分かります。

でもやっぱり僕はファッションのプロとして洋服の着方やそのお客さんがどれを着たら、どう着たらカッコよくなれるのかを追求したかったし、予算もあるだろうからそれをお客さんと一緒に考えたかった。

それでお客さんが喜んだり、楽しんでくれるのが自分の喜びでもあった。

だから特殊になっちゃったんですよね(笑)

その後僕は会社の辞令でそのお店から異動になりまして、そのお店は残念な事にその1年後位に無くなってしまいました。

結果から言えばやり方が違っていたと言わざる得ませんし僕の力不足ですね。

完全な負け犬ですわ。

だから今こうやってブログで服について考えてる人や悩んでる人達に色々伝えられる事が出来るネットというツールがとてもありがたいと感じています。

このブログが少しでも見てる方の参考になれば嬉しいです。

・・・・・って夢中でキーボード打ち込んでたらこんな長文!!

すいません。最後までお付き合い下さってありがとうございます!!

これからも宜しくです。

おしまい

ファッションのコーディネートの仕組みや仕方に関しては是非こちらのカテゴリー記事

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