見れば安心！！ファッションに興味を持ち始めた多くの人が見落としてしまってるポイントとは

ファッションってそれまで関心が無かった人からすると理解不能な物に見えたりしますよね。

その感覚はなんとなく理解出来ます。

僕も今はこうやってブログで偉そうにべらべらファッションの事語ってますけどこの業界入る前はファッションのファの字も分からない全くもって無知な人でしたから。

価値観は人それぞれなので別に関心が無い人はそのままでも良いのですが、それまで無関心だった人が関心を持ち始めた場合ってその人からすると凄くハードルが高い物なんですよね。

何から買えば良いのか？

何処で？お店は？ブランドが多すぎる・・・

色々考える事はあると思いますが、実はこの段階で多くの人が見落としてしまってる事があります。

これに気付かないと大きな落とし穴にハマるかも・・

今回はそんな最近ファッションに関心を持ってきた人が見落としがちな部分のお話です。

 ファッション入りたてのハードルの高さ

男の場合は女性と違い洋服がライフサイクルとそれほど密接に結びついて無いので暑い時はTシャツで寒くなったらダウンをはおるとかで良いんですよね。

でもそんな洋服に無関心な人でも服装をちょっと考えなきゃな……っと考えるタイミング来たりします。

久しぶりに会った友人達がみな大人っぽく見えた。

合コンに参加したら自分だけ浮いた格好だった。

彼女にもう少し服装を何とかしてと言われた。

理由は人それぞれです。

それまでファッションに関心が薄かった人からするといきなり何をどう着るか？という物は大きな問題でもあり課題とも言えます。

これが無関心になってたけど昔はある程度服装を意識して洋服を買っていたという人はさほど問題では無いと言えます

要はファッションブランクありの人。

例えば昔、ストリートファイターⅡという格闘ゲームが大ヒットしました。

『昇竜券！！』ご存じの方も多いかと。

この頃は格闘ゲームが大流行してまして僕もハマりました。

餓狼伝説とかも大好きでしたね・・・懐かしい！！

ただハマったのが学生の頃でそれ以降はほとんど格闘ゲームはやってません。

じゃあ今格闘ゲームやったらどうか？って言ったら、今と昔じゃあ多少操作が変わってるんでしょうけど少しの時間ゲームしたらすぐ馴れてくると思うんですよね。

基本的に必殺技のコマンドとかガードとか格闘ゲームに必要な操作ってあんまり変わらないので。

でも格闘ゲームを全くした事が無い大人が、今同じ様に格闘ゲームをするとかなり難しくハードルが高いんですよね。

ガードって何？から始めるので。

で上手くいかないもんでゲームやっててもあんま楽しく無いから止めちゃう。

何が言いたいかと言えば洋服も同じで、昔ある程度興味持ってたり買ってた人は格闘ゲームと同じ様にある程度自分で選んだり買い物したり出来るという事です。

当然、当時買ってた服と今は全く違う物だけどその取り入れ方なんかもショップの店員から情報をもらいながら自分なりに何とか持っていく。

これがアパレルのショップでほとんど買い物経験が無い場合、格闘ゲーム同様にかなり難しくハードルが高い。

だから下手すると考えたり行動するのが面倒になって止めてしまう事も。

そもそもこういうファッションの関心とか買い物の仕方が身に付くのってほとんどが学生時代なんですよね。

ある程度時間があって自分と同世代の人が集まってるから。

同世代で比較対象出来る人物が周りに沢山いる環境なんです。

大学生とか専門学生とかはほぼそんな環境。

アイツはオシャレとかダサいとか比較対象になる人がいる事である程度服装にも基準が持てます。

ある程度ですけど。

で、オシャレとかカッコいいってヤツと友達になって一緒に洋服を買い物する。

そうする事で更に自分の服選びやコーディネートの基準が確率されていく流れですね。

これが社会人で考えると学生時代のような環境は本当に稀でしょう。

職場に同世代はいたとしてもそれほど多い訳ではないし、そもそも仕事中はスーツとか制服の仕事着。

友人、知人の交遊関係も服装がどうのと比較対象にする程広くないし、ファッションに気を使う人が周りにいるのならそれは自分自身もそうなっている可能性が高い。類は友を呼ぶというヤツです。

人が変わるには付き合う人間、置かれた環境、使う時間 の3つのどれかを変える事で成せると言われています。

学生時代って正にその3つが揃ってる環境とも言えます。

これはファッションに限らずですが。

ファッションに興味を持ち始めた人が見落としがちな物とは・・

じゃあ社会人になってからファッションを変えてくには？ですが

僕は人が鍵になると考えています。

付き合う人を変えるというのは正にそれで単純に洋服がオシャレな人や気を配ってる人と接して一緒に買い物行けば良いんですよね。

自分自身で何をどう着ればという基準が全く無い場合一緒に接してる人が１つの基準になるので。

『そんな人が周りにいたら最初から苦労はしない。』

その通りです。

服で悩んでる大多数の人はそうですから。

その場合もやっぱり人です。

どういう事かと言いますと、自分が何をどう着たらと考えるのも大事なのですが、他の人のどんな着こなしの人が大人っぽいのか？オシャレなのか？という事を考える事も同じ位大事という事です。

冒頭で言っていた見落としがちな事とは自分以外の周囲の人の服装やファッションに目を向けるという事です。

最初に自分は何を着たらとか自分はどのお店でとか自分はどんなブランドとか時分自身の事で頭がいっぱいになりがちです。

勿論それも大切ですが他の人のファッションに目を向ける事で自分のファッションの客観的な視点が持てる様になるんです。

ここで言う友人とは、その客観的な視点を持つためのお手本のような物です。

オシャレな友人とはそれの事で、実際に接して自分と比較する事で自分がどんな服装にすれば良いのかイメージし易くなるのです。

このイメージが無いまま服を買っても、自分がそれを着てファッションが良くなっているのか？の実感が沸きません。

本当にこれで良いのか？と不安になる事も。

だから自分のお手本になる人が必要なんです。

じゃあそのお手本ってどうするの？って話ですが周囲にいない場合は雑誌やネットにあるストリートスナップがオススメです。

ファッション誌の場合はモデルが服を着ているという事であまりピンと来ない人がほとんどでしょう。

しかしストリートスナップはほとんどが実際に道で歩いている一般人が対象です。

雑誌の誌面よりリアルに実践出来ます。

昔はストリートスナップと言ったら２０代位の若い人達向けが殆どでした。

ただ、今はメンズのファッション誌も色々な種類がありますし、年齢層が３０代から上の大人のストリートスナップなんかもありますのでかなり参考になります。

大人のストリートスナップが載っている雑誌だと

MEN,s　CLUBやUOMOといった雑誌がオススメ

MEN,S　CLUBはネットでもストリートスナップなんかを載せてるのでチェックしてみても面白いです。

この２つは見る限りキレイめなトラッドベースのファッションのスタイリングが殆どなので僕のブログの内容とも合っています。

一時期流行ったちょいワル親父のLEONは初心者にはハードルが高い。

同じくSENSEという雑誌も大人っぽいカジュアルがベースなのですがこちらも初心者にはちとハードル高め。

とにかくファッション誌やネットにあるストリートスナップでお手本を探すのが良いでしょう。

ストリートスナップの見方

『いきなり手本とか言われても載ってる人全然知らないしよく分からん』

そうですよね。

ではストリートスナップをお手本にする見方をお話します。

一番効果的なのは１点で良いので何か新しい服を購入した時です。

なぜならお金を払って買ったものなので、自然にそれをどうやって着たら良いか考えるモチベーションがあるからです。

別に何かを買わなければならないという訳では無いのですが、購入した方がこのモチベーションは高いです。

買わない場合はこういう服を買おうとしてるでも良いです。

例えばスキニーデニムを初めて買ってみた。

でもこのスキニーデニムはどんな物と組み合わせればオシャレなのか？大人っぽく履くには？

などと考えます。

そしてそう考えながら１枚スナップを見ると・・

photo by picsify.net

同じ黒のスキニーに黒いTシャツを合わせている。

これは大人っぽくて良いかも・・

スキニーの丈はくるぶし位の丈だな・・やっぱり自分も履くならこの位の丈かな・・

白いスニーカーを合わせてもカッコイイな・・

とこのように今から自分がスキニーのコーディネートを考える上でお手本があると、自分のコーディネートを客観的に考える事が出来るんですよね。

photo by　www.hipismoeco.com.br

また違ったスキニーデニムのスナップ。

今度は白シャツを合わせている。

白シャツを組み合わせるも良いな・・

足元は革の靴だな・・こういうのもカッコイイな・・

白シャツは持っているから黒のスキニーと組み合わせてきてみよう！！

みたいな。

自分が購入した物だとやっぱり頭で考え易いし画像スナップなのでイメージも沸かせ易いのです。

この様に自分の手持ちの服や購入した服とお手本のスナップを照らし合わせて活用すると絶大な効果を生みます。

スナップに載っている服と全く同じ服である必要はありません。

似た感じの服で十分。

今はアイテムの組み合わせを考えましたが、同様に色合わもスナップと自分の服を照らし合わせる事で客観的にコーディネートを見る事が出来ます。

また、スナップの組み合わせを見る事でこれとこれの服の組み合わせははアリだなと確認する事も出来ます。

僕は服のコーディネートに自信が無かった頃はよくスナップの組み合わせをみて確認していました。

これにこの服を合わせるのカッコイイと思うけどどーなんだろう？・・・あ、スナップで同じ様に組み合わせている人がいた！！

よし採用！！みたいな。

一番は実際にオシャレな人に接する事なのですが、スナップをお手本にする事だけでも自分のファッションの変化が大きくズレる事を防げます。

ファッション初心者はそうやってスナップをお手本にしながら服を考えていく事もファッション向上や改善に繋がります。