雑記

『服はほとんど買わない・・』オシャレが必要な人とそうでない人のコミュニケーション能力とは。

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今回はコミュニケーションに関して。

僕はお店のマネージメントも行っていたのでコミュニケーションはかなり勉強しました。

やっぱり複数の人達と一緒に仕事をする上で、誰かに自分の意思を伝えるという事は非常に重要な要素だからです。

そして、ファッションや見た目もそんな人に意思を伝えるコミュニケーションのツールの1つと考えています。

今回はそんなファッションやオシャレがコミュニケーションツールとして必要や人とそうでない人の話です。

ファッションやオシャレは必要ではない!?

今回この記事は友人のN君と久しぶりに会って話をしていたら思い付きました。

このN君は同棲している彼女がいながらも

『この間、合コンするまで時間が少しあってナンパしてたらCAと秘書からLINE交換出来て、今のとこ繋がってるんで今度友達とその子達で合コンしたいっス。てかEiichiさん、今からナンパ行きません?』

というような話を会った瞬間から始めるような人です。

初対面の女子に臆する事なく話かけ、仲良くなってしまうという男に生まれてきたという我々からしたら物凄く羨ましい特技の持ち主なのです。

あ、一応言っときますがイケメンではありません。

ルックスはいたって普通。

むしろ『え!?こいつがそんな感じなの!!』と10人中8人はツッコむでしょう。

そして世の中的には、彼を クズ と呼ぶか呼ばないかギリギリのラインにいるような人です。

『いくら遊んでも俺には帰る家がある』

などと意味の分からない事をドヤ顔で言ってました。

やっぱりクズかな?

一応友人なので僕はクズ野郎N君と呼んでますが。

で、そんなクズ野郎N君は私服が凄くイタイ人で、目に余るものものだったので3年くらい前に一緒にユニクロで服を選んであげた仲です。

ちなみにあれから服は買ってないらしいです。

間違いないなくファッションやオシャレとは無縁な人です。

こういう人は、自分がこのブログで頭をかきながら『ファッションをどう表現したら読んでいる人に分かりやすく伝わるか?』をもがき悩んで書いてる記事の情報なんて全く必要ないんだなと思います。

そしてちょっと腹が立ちます。

一緒に飲んでたらもっと腹が立ちました。

まーだからファッションとかオシャレというのは相手とコミュニケーション取る上で絶対に必要な要素ではないんですよね。

あくまでもツールの1つで、それが無くてもクズ野郎N君みたいに初対面の女の子と直ぐに打ち解けられる人も世の中にはいるんだなと。

同時にその人はファッション以外の強力なコミュニケーションツールを持っているからという事です。

よく会話力とか言われますが、それではあまりにもザックリしすぎてよく分かりません。

僕の持論ですが、こういう人はまず相手と会話してる時の相手の反応から心情を読み取る能力が高い。

そして、それに対しての自分のリアクション選択の幅とそこから最適な物を選ぶ事に秀でてるのかなと。

相手の反応や自分のリアクションというのは、主に表情や態度といった言葉や会話と違う部分。

そして、それにプラスして会話の中の言葉使いなどのチョイス。

これが相手との会話で相手にとって最適だから、短い時間でもある程度の信頼関係が築けるんですよね。

それは単純に相手が楽しいと感じてる事で、そう感じさせる事が出来るという事です。

ファッションは相手とのコミュニケーションに必要か?

僕自身も、この相手と直ぐに打ち解けられるコミュニケーション能力を向上させたいと考えた事がありました。

あ、クズ野郎N君みたいなナンパじゃないですよ。

仕事でショップの販売をしてた時です。

売り上げを取るには、接客してお客さんから服を買ってもらわなければなりません。

その接客でのお客さんとのコミュニケーションのパフォーマンスを上げたかったのです。

というのも僕と一緒に働いていた人が、お客さんと直ぐに打ち解けられる強力なコミュ力を持っていたからなのです。

当時、働いていたブランドはその地方じゃオシャレな服はそこにしか売ってない位の感覚でして、そこのファッションビルに入ってました。

昔は今と違ってファッションビルに入ってるテナントの服は無条件にオシャレといった時代だったのです。

ビル内で自分のお店の服をお客さんから買ってもらう為には、他のお店との競争に勝たなければなりません。

お客さんからしてみたら、『このビル内の服はオシャレなんだろうけど、並んでるどの店で買えばいいんだ?』という感じでしたから。

そこで必要なのがお客さんに接客で他のお店との違いや差を伝える事なのです。

その強力なコミュ力の人は、特別オシャレに秀でてる訳でもなく、知識もそこまで深い物は持ってなかったです。

必要最低限の知識はありましたが。

この辺りは今と違ってて、さっきも言いましたがファッションビルのお店というだけでオシャレなんだという事が通じてた時代だったからです。

で、その人はどんな会話してたかって服の話よりも雑談ばっかりなんですよね。

飲み屋で働いていて、色々な種類の人達と話をしてきた経験値があるのでどんな人でも直ぐに打ち解けてしまえるんです。

会話のレパートリーも多くて、仕事、趣味、恋愛、といった話題をお客さんに応じて使い分けていました。

お客さんとの掛け合いが上手くて、この人ならここまでツッコんでも大丈夫だろうと言うラインが絶妙だったのです。

普通だったらお客さんとの距離感って最初は一定のはずなのですが、それを短い会話の時間で縮めるのが上手くて。

お客さんの懐に入るのが上手いって感じですかね。

この辺りはクズ野郎N君に近い感じです。

当然その人はお客さんも多くて、かなりの結果を出してまして。

他のお店と接客のコミュニケーションで圧倒的な差を出してました。

僕もそういうコミュニケーションをとらねばと頑張ったのですが、難しくて断念しました。

その人のキャラとか、会話の場数とか、何より人生の経験値に大きく差を感じてしまったからです。

だからコミュニケーション力という土俵で勝負するのはちょと難しいかなと思い、違う部分の差を考えました。

最終的にそれは、そのフロアーやビル内の中で一番のオシャレを目指すというのと、その知識をお客さんに提供するという事になりまして。

そこを努力してその人とは違った接客をする事が出来ました。

ファッションやオシャレって相手ありきの物で、だからコミュニケーションなんですよね。

スーツ着用を義務づけられてる職場にスゥェットで出勤して『やる気あるんで』とか言われても、そのやる気は周りには全く伝わらない訳で。

デート時に『俺と一緒にいると楽しいぜ!』と真冬に短パンで来られても、相手の女性が楽しめる訳がない。

ちょと極端かな。

でも、営業の方がビシッとスーツを着てれば仕事出来そうなんで安心して商談に応じる事が出来ます。

デートでオシャレして行ったら『自分の為に頑張ってくれてる』と思ってもらえるかもしれません。

スゥェットで仕事しても良い人は圧倒的な結果が必要だし、真冬に短パンでデートが許される人は圧倒的に相手を楽しませる必要があります。

凡人な僕にはちょとハードルが高いです。

そんな事考えてました。

皆さんはどーでしょう?

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