今日はヘアワックスとかジェルとかジャムとかの整髪料について。
皆さん外出する際は何かしらの整髪料は付けてるとは思います。
…いや…よくよく考えたらぼくはコンビニとかの場合は帽子被っちゃいますね。
じゃあ人と会うときにしましょう。
それなら付けて髪型セットするでしょう?
何気なしに付けてるこのワックスなどの整髪料って付ける事でどんな効果が出るか?ってたぶんあまり深く考えないかなと。
効果って考えても、髪型が決まってカッコいいとか 身だしなみが整うとかそんな感じですよね。
しかし、自分が良かれと思って付けてるワックスが実は髪質や髪型と合っていない可能性があったりします。
そうなら無い為にも、ワックスや整髪料がどんなふうに見えて、どういう効果があるか?を説明していきます。
ワックスで変化する髪の質感とは
ワックスの効果を一言で言うなら髪質を手軽に変化させられる
です。
そーです。
これだけじゃ何言ってるか全く分かりません。
待ってください。
離脱するには早すぎます。
なので、まず髪質の説明をさせて下さい。
前回の記事で、少し髪質 についてお話しました。
前回の記事を読んで頂いた方は内容が重複しますが、おさらいと思って少しお付き合い下さい。
髪質とはその人の生まれつきの物です。
髪質は、直毛、波状毛(くせ毛) 球状毛 の3つに分けられます。
このうち日本を含むアジア人に多いのが直毛とくせ毛の2種類の髪質になります。
前回はこの2種類を主に説明しています。
ちなみに前回の記事はコチラ
ヘアカタログだけでは絶対にダメ!!髪型を変える時に必ず抑えるべき4つのポイントとは
髪質にはもう1つあります。
それが髪の質感になります。
実は髪質と髪の質感の意味はほとんど同じなのですが、僕はあえて2つに分けて考えるようにしています。
前者は先ほど説明した生まれつきの先天的な髪質。
後者はパーマやワックスなどで人工的に加工された後天的な髪質になります。
つまり、髪の質感とは生まれつきの先天的な髪質をパーマをかけたり、ワックスを付ける事で変化した後天的な髪質という事です。
ワックスや整髪料の効果は髪質を意図的に変化させる事で、顔の印象(髪型を含めた)を変えるという効果になります。
ワックスや整髪料は料理で例えるなら、調理方法といったところでしょうか。
炒める、焼く、煮る、蒸す、などですかね。
野菜や肉、魚などは素のままの生で食べる事も出来ます。
しかし、料理はそれだけではありません。
素の素材に様々な調理方法を加える事で、料理のレパートリーは倍以上になります。
料理する素材があまり良くなくとも、焼いたり煮たりして調理する事で美味しい料理が出来ますよね。
ワックスや整髪料も同じです。
素材にあたる顔立ちや元々の髪質に、ワックスや整髪料を加える事でその素材を輝かせる事が出来るのです。
心配ありません。
元々の素材が良いイケメンなんて男の総人口の数%です。
みんな髪型やワックス、整髪料で補ってるのです。
これは身だしなみを整えるという言葉に通じるものです。
4種類の髪の質感
ここからは具体的にワックスを付ける事でどんな印象に変化するか?を説明していきます。
この印象というのは周りにどう見えているのか?という客観的な視点になります。
自分がこのワックスを付ける事で、ワイルドに見えるだろう と思ってたら実は全然違って見られてたなんてことはよくある事です。
なので、この周りからどう見えるのか?を把握しておくと後々自分のワックス選びに凄く役立ってくるのです。
ワックスや整髪料を付けた時の印象は2つに分けて考える事が出来ます。
その2つとは、視覚的質感と触覚的質感という物です。
何やら難しそうな単語が出てきましたが、分かり易く説明していきます。
視覚的質感
視覚的質感とは、パッと目で見た時の物の質感になります。
例えば、光沢のある物は光の反射によって、華やかさ、鮮やかさ、強さ、重さ などの印象を与えられます。
髪の毛で言うとツヤ感、グロス感といった質感です。
これはワックスを付けた時に、髪の質感にツヤが出たり、濡れたグロス感が出るような事を差します。
実際にツヤ感や濡れた質感のワックスを付けてセットするとこのような感じになります。
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ファッション、洋服でいうところの光沢やツヤ感はフォーマルを連想させます。
フォーマルの服装はスーツを表します。
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髪型も同じで光沢やツヤ感を出す事で厳粛で大人っぽい印象になります。
ワックスなどだとツヤ感や濡れた髪の質感になるジェルやグリースなどにあたります。
質感のイメージは、マットやドライなどのイメージになります。
光を反射しないので、周囲に馴染みやすく自然な印象を与えます。
これはワックスなどを付けていない素の状態の髪質や、それに近い状態にするワックスや整髪料を付けている事を差します。
この場合は自然な、リラックスした、カジュアルなといった印象になります。
ワックスなどでいうとマットワックスやナチュラルなスタイリングのヘアジャムといったところです。
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これらのワックスはコチラ
http://www.gatsby.jp/product/hairstyling/hair-jam/
触覚的質感
これは触った時の質感になります。
実際に触っていなくても、触ったらこんな感じっぽいというイメージも含みます。
ソフト、柔らかい、ハード、硬い とった印象になります。
例えば石のような物質は 硬い 重い、ハード 男性的 といった印象になります。
これを髪型で表すと先ほどと同じコチラになります。
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これを視覚的感覚で説明した光沢という印象と合わせて考えます。
そうすると、髪の毛をガッチリ固めたジェルは厳粛でフォーマル、大人っぽく 男性的なイメージになるという事です。
ビジネスマンが髪の毛をジェルで固めるのも、自分の印象をこのようにする事でビジネスを優位に進められるからという理由になります。
ワックスなどはハードに固まるジェルやグリースです。
これらのジェルやグリースなどのワックスや整髪料などはコチラでも詳しく載っています。
http://www.gatsby.jp/product/hairstyling/styling-grease/
これらのワックスや整髪料は自分を大人っぽく見せたり、フォーマルやビジネスの場の印象アップに繋がります。
逆に綿やわた飴のような素材は柔らかさ、優しい、ソフト 軽い などの印象です。
髪型でいうとふわふわなパーマやそれに近いボリュームのあるものになります。
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こちらは柔らかい、自然な、 リラックスした、カジュアル というような印象になります。
ワックスは髪の毛にくせ毛風なウェーブをつけるファイバー系の物になります。
http://www.gatsby.jp/product/hairstyling/moving-rubber/
これらのワックスは髪型を含めた顔の印象を柔らかく自然に見せる効果があります。
既に言葉として、定着した無造作ヘアが自然で好感が持たれるのはこのような理由があるからです。
ワックスはこのようにそれを付けた時の印象を考える使い方がより効果的な活用方になります。
生まれつきの先天的な髪質から、意図的に髪質を変える事で自分の印象を変化させ、より洗練さらた髪型へと変化させる事が出来ます。
ワックスや整髪料でのスタイリングは、もはや髪型を考える上で必要不可欠なものです。
髪型の50%はこのワックスのスタイリングと言っても過言ではありません。
自分の髪型をどんなふうに見せたいか?で髪の質感を考えてそれに合ったワックスや整髪料を付けるのがベストです。
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