突然ですがこんな事考えたりしませんか？
『いい歳になってきたしそろそろ大人っぽい服装にしたいんだけど
どんなのがいいの？』
『服の事考えるの久しぶりすぎて何着ていいか分からない。』
今回はこの様に自分のファッションを考え直してる人向けに画像を使って分かり易く30代向けの大人っぽいファッションを解説をしていきます。
30代以外の方でも大人っぽいファッションに興味があれば参考になりますので是非見てみて下さい。
30代のメンズファッション解説 1 子供っぽいとは？
大人っぽい格好、大人っぽいファッション。
よく使われる言葉で皆さんも聞き慣れてると思います。
しかし、言葉の意味は分かっていてもその言葉が抽象的なのでどう自分でその大人っぽさを再現して良いのか分からない方がほとんどだと思います。
なので大人っぽい服装を簡単に理解出来るよう順序だてて説明していきます。
まず大人っぽい服装を説明する前に子供っぽく見えてしまう服装からご紹介します。
子供っぽく見えてしまう理由を理解すれば大人っぽいファッションの理解もより深まるからです。
子供っぽく見えてしまう要因は大きく分けて3つあります。
1 アイテムの組み合わせが子供っぽい
ここで言うアイテムとは単品のTシャツやデニムの事を指します。
それらの選び方と組み合わせ方になります。
まずはコチラ
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この画像では着てる服や靴が全てカジュアルなアイテムになっています。
カジュアルなアイテムとはこれらのアイテムです。
つまり服の組み合わせを全てこれらのカジュアルアイテムにしてしまう事が子供っぽくみえる要因になります。
2 シルエットが子供っぽい
シルエットとは直訳すると影という意味です。
ここでは洋服を着た時に映る自分の影がどの様に見えるか？です。
例えば服の形が全て細身の形を選べば全体のシルエットは細く見えます。逆にゆったりした形を選ぶと全体のシルエットはゆったり見えるという事です。
こちらをご覧下さい
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これらはゆったりした服同士の組み合わせになります。
ゆったりした服を着るのは良いのですがそれが全身となると見え方は子供っぽさに繋がります。
3 色、柄の選び方、合わせ方が子供っぽい
色や柄も選び方や組み合わせ方次第で大人っぽくも子供っぽくも見えてしまいます。
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これらが子供っぽく見えてしまうのは明るいカラーを多く使っている事が挙げられます。
明るい色を使うのがダメという意味ではなくそれらを多く取り入れすぎているという意味です。
また、柄の組み合わせ方も極端でバラバラだとかなり幼い印象になります。
Tシャツのプリントやロゴも同様であまりにも全体に占める割合が多いと子供っぽく映ります。
30代のメンズファッション解説 2 大人っぽいとは？
子供っぽい服装とそれが何故そう見えるか？という理由はある程度分かってきたと思います。
今度はそれらを踏まえて大人っぽいファッションを説明していきます。
子供っぽく見える要因を3つに分けて説明しましたがそのどれもに共通して当てはまる事があります。
それは服の組み合わせ方が極端だという事。
服のアイテムは組み合わせがカジュアルに偏っている
シルエットもゆったりした物に偏っている
色、柄も明るい色やプリント使いが極端に偏っている。
大人っぽい服装とはこの偏りを無くしバランス良い物にするという事です。
3つの要因を１つずつ解説していきます。
バランス良いアイテム選び
アイテムがカジュアルに偏っているのでまずはカジュアルではないアイテムを取り入れる必要があります。
それがキレイめとかドレスと呼ばれてるアイテム。
パッと言われると分かりづらいですがスーツを連奏すると分かり易いです。
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スーツに使用されているアイテムやそれに近いアイテムと考えます。
それらがコチラ
そして先程もご紹介したカジュアルなアイテムがコチラ
このキレイめなアイテムとカジュアルなアイテムをバランス良く取り入れます。
そのコーディネートがこちら
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このコーディネートのキレイめアイテム、カジュアルアイテムの内訳はジャケットと綿パンがキレイめアイテム。
Tシャツとスニーカーがカジュアル。
両アイテム２つづでバランス良くコーディネートされています。
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こちらはシャツとスラックスがキレイめアイテムでスニーカーだけがカジュアル
この様にキレイめとカジュアルが同じ位かキレイめをやや多く取り入れるのがバランスの良いアイテム選びとなります、
バランスの良いシルエット
バランスの良いシルエットとはどいう事でしょうか？
それは一言でいうと体型がスッキリ見えるという事です。
洋服はその形や組み合わせ方によって元々ある体型を良く見せたりする事が出来ます。
要は体型をごまかしてしまえるんですよね。
なので体型をスッキリ見せる服の形選びと組み合わせがバランス良いシルエットになります。
バランス良いシルエットの組み合わせ方はコチラになります。
基本的にシルエットは上に着る服と下に履くパンツの上下の組み合わせで決まります。
この場合、上に着る服をトップス、下に履くパンツをボトムと呼びます。
男性の場合特に私服は楽な物が良いという事でどうしても動き易いゆとりのあるシルエットを選びがちです。
そうではなくメリハリのあるバランスの良いシルエットにする事が重要です。
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こちらは上に着るトップスと下に履くボトムの形が両方細めのIラインシルエット
見ても分かるように全体が細くスッキリ見えます。
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こちらは上に着るトップスがゆったりめで下に履くボトムが細めのYラインシルエット
最近流行しつつあるトレンドアイテムがビックシルエットと呼ばれる大きめのゆったりしたトップス。
このゆったりめのトップスに対して細めのボトムを合わせても全身の体型はスッキリと見えます。
最近お腹周りが気になる方はこのバランスがオススメ。
バランスの良い色、柄選び
色や柄もバランスを意識する必要があります。
明るいカラーばかりや全面にあるプリントTなどばかりでは服の組み合わせが偏ってしまいます。
色はベーシックなカラーを服に取り入れる事でバランスが整います。
服の色のバランスはコチラ
この様に色を分類して考えると服の色合わせが簡単になります。
明るいカラーはカジュアルカラーとかアクセントカラーとも呼ばれています。
この場合明るいカラーは1色のみで他はベーシックな色で服を組み合わせるとバランスの良い色合わせになります。
柄やプリント物を取り入れる場合は柄物を1アイテムまでにしたりプリントやロゴの面積が小さい物を選ぶとバランス良い服の組み合わせになります。
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使用しているカラーが紺、グレー 白と全てベーシックカラーでまとめられているコーディネート
全てベーシックカラーだと地味なイメージですがこちらをみると分かるように洗練されて見えます。
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こちらもベーシックカラーのみのコーディネート。
グレーと白と黒。
ボトムに白いパンツを持ってくるだけでオシャレで清潔感ある大人の印象になります。
30代メンズファッション解説3 簡単に出来る２つのポイント
ここまで読まれてある程度大人っぽいファッションの仕組みは分かってきたかと思います。
しかし話してきた3つの事を踏まえて実際に自分で取り入れてすぐ再現するのは難しいと思います。
そこで誰でも簡単に出来る2つのポイントをお話します。
この2つを抑えれば今見てるあなたのファッションもグッと大人っぽいファッションに近づける事が出来ます。
1 スキニーやテーパードシルエットのパンツを選ぶ。
スキニーやテーパードシルエットのパンツとはコチラになります。
基本的にスキニーとテーパードパンツは同じ形になります。
裾が絞待っている形が特徴。
何故このパンツなのか？という理由ですが先ほどの図で説明した体型をスッキリ見せるシルエットバランスが関係しています。
この形のパンツを選ぶ事で上に持ってくるトップスの服がゆったりめ、細めどちらにも合わせる事が出来るからです。
ゆったりの物だとYシルエットに細めだとIシルエットになります。
スキニーと聞くと細くて俺は無理という方もいますが今はサイズの幅もだいぶ増えているので自分の体型に合った物を選ぶ事ができます。
シルエットは自分の元々の体型も大きく関係してきますが、洋服とはその体型をカバーする為の物でもあります。
なので細い服を選ぶというよりは細く見せる服を選ぶと考えて下さい。
スキニーはデニムなどが代表的でUNIQLOなどで手軽に手に入れる事が出来ます。
テーパードは基本的にはスキニーと同じ形ですがアイテムとしてはスラックスが多いです。
スキニーに比べると足のもも周りにややゆとりがあるのが特徴。
スラックスはキレイめのアイテムでもありますのでアイテムとしてのバランスも整え易いです。
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こちらはテーパードの形をしたスラックス。
スラックスは裾の長さをくるぶし位の長さするとスッキリさが増します。
2 色合わせを無地でベーシックな物に
これはこのままの事です。
色は相手の印象に一番残る様相となります。
なのでベーシックな色と無地にする事だけで清潔感ある印象や洗練された印象を残す事が出来ます。
2つのポイントを抑えるだけで洋服選びで考える要素をだいぶ減らす事が出来ます。
それと同時にどんな服を選んでも大人っぽいファッションにする事が可能になります。
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使用しているカラーは白と黒のモノトーンでベーシックカラーのみ。
パンツは裾が絞ってあるテーパードの形の綿パンを使っています。
ポイントを抑えるだけでかなり大人っぽくなります。
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こちらはやはり白と黒のモノトーンコーディネート。
こちらはシャツが大きめでゆったりとした形になります。
それに対してボトムの形はよーく見ると裾が少し絞り気味のパンツ。
上がゆったりで下が細めのYラインシルエットですね。
太ってる人やガッチリした体型の人は細めのパンツと聞くだけで諦めモードになってしまいがちです。
しかしこのようにそういった体型の人達でも履けばスッキリ見えるパンツはいくらでもあります。
コツとしては先程同様にパンツの裾をくるぶし丈位にして足首を見せる事。
足首は足の中で一番細い部分なのでそれを露出する事でスッキリ見える効果にもなります。
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こちらは全身の色が紺で統一されているワントーンと呼ばれているコーディネート。
ベーシックな色だからこそ成り立つコーディネートです。
上下共に細みの形なのでシルエットはIラインシルエット
パンツはカジュアルなスゥエットパンツですがここまで細いとカジュアルな雰囲気ではなくキレイめな印象が強くなります。
単調なTシャツとデニムなどのコーディネートでもボトムを細くスッキリした形にする事で大人っぽさが増します。
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最近は見かけなくなりましたが夏の定番ポロシャツもシルエットやカラーを工夫する事で大人っぽく着こなせます。
爽やかな印象とどこかオジさんぽい印象が隣り合わせのポロシャツは黒や紺などの締まったカラーを選ぶと大人ぽさが増します。
シルエットは細みの形同士のIラインでまとめると洗練されたポロシャツの着こなしになります。
更に詳しく大人のファッションを知りたい方はコチラ
⇒大人のオシャレなコーディネートに関する仕組み、仕方 記事 一覧
元アパレルorスタイリスト。今はとある企業のwebディレクター。