最近はだいぶ朝晩が寒くなってきてますね。
日中はまだ快適に過ごせる季節ですが。
はい、前置きはこの辺にしましょう。
ブランドの捉えられ方の変化
今回はブランド物です。
ここでいうブランド物とはルイ・ヴィトンやグッチ、プラダ、ブルガリ、エルメスなどの高級ブランド物を指します。
指すにあたり色々な定義がありますが、ここではこの高級ブランドに対してのお話です。
ブランド物は歴史が長く、その間に積み上げられたステイタスがあります。
それがブランド物の不変的な価値を築き上げている訳です。
そして、その価値を今でも維持し続ける為に時代の変化に合わせて色々な戦略を練って世の中に送り出しているのです。
しかし、最近の若い人達の中でブランド物に対しての捉え方、価値が昔とは違ってきている様に感じます。
それ程価値を感じなくなっているんですよね。
不況が続いてデフレ商品という安くて品質の良い商品に囲まれて育ってきているので。
最近ではブランド側としては、そういう若い人達に認知されたり、価値を上げる為に色々な試作を練っている感じがします。
例えば雑誌のsmart。若い人向けのストリートファッションが主載ってるのですが、こういう雑誌にも載っかってます。
僕が若い頃はあまり見られなかったですね。
要はストリートなファッションの中にブランド物を取り入れてみては?的な提案です。
まあ、認知させるというのが一番の目的でしょうが。
ブランドアピールへの捉えわれ方
さて、このブランド物お値段も結構しますが、それなりに大人になって収入が増えてくると頑張れば届きそうなラインになってきます。(それでも届かない物もありますが)
それでまあ、自分へのご褒美的に購入するのは良いのですが、問題はその後の服やアクセサリーの身につけ方について
たまーに見かけませんか?ベルトにブランドロゴのバックルがあるヤツを付けている人。
高級ブランドであればある程ブランドロゴが目立つしインパクトがあるのでベルトだぜバーン!!みたいに感じてしまいます。
変身しないけど変身前の仮面ライダーみたいな。
あ、これはあくまでも個人的な捉え方ですよ。(笑)
このブランド物はですね、ブランドのネームバリューがデカいので取り入れ方が難しいんですよ。
だからベルトがブランドロゴのバックルだと誰が見ても分かるので付けてるだけで、『グッチのベルトしてますけど何か?』
みたいな声が聞こえてしまうのですよ。
勿論『グッチのベルトだスゲー』とか『グッチのベルトしてるカッコイイ♥』みたいに捉える人もいます。
捉え方人それぞれですから。
でも個人的にそう捉える人は少ないんじゃないのかなと。
別にブランド物を否定している訳ではありませんよ。
僕も持っていたりしますから。
僕が言いたいのは、その身につけ方や取り入れ方。
そのブランドの大きさ故に、身につけ方によってはアピール意図が明確に伝わっちゃうんですよ。
さっきの例みたいなベルトなんかは分かり易いですよね。
ブランド物を身に付ければ、自分も同じように価値があがる、経済力をアピールできる、モテる、こんな意図です。
それで、それを見てる人がそう思うと勘違いしてしまってる。
逆ですね。
見てる人がその思惑をすべて感じ取ってしまう。
しかも一瞬で。一瞬ですよ。
これはイタイ。
ちょっと前は゛ブランド物=オシャレ゛みたいなところあったので身につけたらオシャレさんだったのですが、今のご時世それは違いますから。
さっきも言いましたが、価値観が多様化されてきているのでブランド物にそれ程価値を感じない人も出てきているからです。
プロのサッカー選手は『自分はサッカーが上手い』とは言いません。
イケメン俳優は『自分はイケメンです。』言いません。
言う必要が無いからです。
自信があるから。
同じですね。自分に自信があれば、ブランド物を身に付けたりする時もそれをアピールする必要が無いです。
値段が高いブランド物を身に付ける事が自分のセンスや価値を上げることではありません。
センスや価値はお金じゃ買えませんから。
なのでブランド物とかを身に付ける時はその辺の事を頭に入れて身に付けた方が、逆に自分の価値を上げる事に繋がります。
さり気なくってヤツですね・・