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今日は色の話ですね。
皆さんは洋服の色合わせってどういうふうに考えてますか?
割と悩んでる人多いですよね。
今回はそんな時にこういう考え方で色合わせすると共感されたり、好感持たれるよ!!って話です。
これはメンズの服に限らず使える話なので女性で見てる方がいれば是非参考にしてみて下さい。
ファッションカラーコーディネート 色の持つイメージとは?
教科書的な話をすると色にはイメージと心理効果みたいな物があります。
赤…情熱的 華やかで派手、豪華
青…クール(冷静)清潔、潔白
黄…温かい 陽気、明るい
白…清潔 清純 さわやか クリーン
みたいな。
まあ他にも色々な色とイメージがあるのですが取り敢えずはこの位で。
1つ1つの色にはイメージや人が受ける印象みたいな物があってそれはある程度決まってますね。
イメージが決まってくるのでどういう印象にしたいか?で使う色をコントロールする事も出来る。
例えば洗剤のCMとかは爽やかで清潔感ある印象にする為にそこで使われている衣装は白が圧倒的に多い。
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これは分かり易いですよね。
なんで自分が清潔感あると思われたければ、白とか青の色を服のコーディネートに使いうとそういう印象を与えられる可能性は上がります。
まあ、それ着て髪の毛ボサボサのズタボロの靴とか履いたらアウトですが。
ただ実際に服を着る時とか服を選んで買う時とかは自分はどんなイメージにしようかな・・っていう発想よりは、この色にはどんな色が合うかな?とかですよね。
やっぱり着るのはその服だけでなくその服を含めた服同士ですから。
じゃあそういうふうに考えたとしてどうしたらスムーズに色の組み合わせが分かるの?って話ですが良い方法というか考え方があるんですよ。
その考え方っていうのが実際にある物をイメージするっていう事です。
ファッションカラーコーディネート 実在する物をイメージする
実際にある物と言うのは文字通り実際に存在している物です。
例えばこちら
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まあちょっとした大きな会社のロビーってとこですかね。
こんな感じの造りの建物は誰でも1度は見たことあると思います。
オフィスのロビーって大体こんなイメージですよね。
で、これを色で考えると
主にグレー、ライトグレー 白 の3色になります。
もう一枚いきますか
ハットの色は違うけど基本グレー、ライトグレー、白。
この色合わせはワントーンと呼ばれる合わせ方で1色の色をグラデーションで見せるコーディネートの仕方です。
最近結構流行の合わせ方ですね。
それでこういうシンプルな色の組み合わせの印象をスタイリングのイメージとしてモダンイメージと呼んだりします。
モダンというのは現代的とか都会的、という意味合いです。
無駄がなくシャープなイメージ。
最初に見せたロビーの造りも現代的で都会的なイメージですよね。
実際にあるオフィスビルなどの近代的な建物は無駄が無いシンプルなデザイン。
なのでこのワントーンもそんな都会的な建物をイメージしてシンプルなアイテムのコーデをベーシックな色で合わせるのがコツですね。
色はワントーンならここで紹介したグレーや、紺、がトレンドで比較的取り入れやすいですね。
こうやって実際にある物をイメージして色分けし、洋服の色合わせとして落とし込むと上手くまとまります。
次はこちら
これはフランス国旗です。
つい最近、テロという痛ましい事件がありまたね。
僕はフランスという国が好きなので凄く残念です・・・・
このフランス国旗の色の組み合わせ、赤、白、青はトリコロールカラーと呼ばれるカラーになっています。
トリコロールと言うのはフランス語で3色の意味。
そしてトリコロールカラーとは一般的にこの国旗の配色を指します。
こちら
まあわざわざ図に書かなくても国旗見りゃ分かるって話でしょうが・・
そんでこれ
もう1つ
先ほどと同じ様に実物にある物がフランス国旗でそれに使われている色が、赤、白、青 でそれを服の色合わせとして落とし込む。
このトリコロールの配色は1つ1つの色は明るい部類の色なので組み合わせると派手すぎてまとまらないと思いきや意外と合っちゃうですよね。
それも実際にあるからって事が大きいですね。
あとトリコロールカラーはマリンのイメージもあって結構春夏シーズンに使われる事が多い配色なのですが僕はこの配色が個人的に好きなので季節とかあんま気にしないでコーデしますね。
季節感は素材と合わせる服を考えればあまりズレたりしませんし。
この色合わせのコツは色自体は明るい色の組み合わせなのでシンプルな服とか靴で組み合わせるか、3色以外の色をベーシックな黒とかグレーにするとかですかね。
下の画像だとスニーカーがドット柄でシンプルじゃないでしょ?
とツッコまれそーですがこういう明る色同士の組み合わせでも色が統一されていればポイントとして柄を入れても上手くまとまります。
この場合ドット柄ですが色は青と白で服の色と同じですから。
でうでしょうか?まだピンと来ないですかね。
トリコロールとかちょっとマニアックですからね。
あ、でも次は分かり易いです。
こちら
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これは自然の紅葉ですね。
もう冬ですから終わっちゃてますけど。
上の紅葉の景色に全て入っている色です。
でコーディネートが
ちょっと分かりづらいのですがニットに重ねてあるシャツが緑になっています。
後はこんな感じも
これはストールが茶色と緑のカモフラ柄ですね。
この自然の色をアースカラーと言ったりもするのですが、その場合の色のイメージって茶色とかカーキー色が多いんですよね。
こう何というか土臭い感じの。
でも僕はアースカラー色の捉え方がちょっと違ってて、花とか木とかの植物や自然の景色で形成する色全てで考えています。
自然って自然だけにやっぱり見え方も自然に見えるんですよね。
別にシャレとかじゃなくてさっき言ってた実際にある物って事です。
実際にある物で例えばこの紅葉は全ての人とは言いませんが、ほとんどの人が目にしてる景色じゃないですか。
そうするとやっぱり配色の色の組み合わせもこの紅葉の景色とセットでイメージされてるんですよね。
その配色を実際に服を着る時の色合わせにしてもやっぱりイメージされている物に近いのであんまり違和感が生まれないんですよ。
あまりにも極端な色合わせは別ですよ。
でも例えばこの紅葉であればベージュや茶色といったカラーをベースに考えればやっぱり上手くまとめ易いんですよ。
なんで僕は実際にある自然の花とか景色とかをイメージして色合わせする事が多いですし好きですね。
自然には春夏秋冬の四季があって洋服も基本的には同じ。
だからその季節にあった花や、自然の景色をそのままイメージ配色で組み合わせれば季節感あるオシャレな色合わせが出来ます。
春だったら桜をイメージしてベージュとピンクに白とかの配色にしたり。
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冬だったら雪が降った街をイメージして白とグレーとか。
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誰もが日常的に見てる景色の中の配色、色の組み合わせなので共感されやすいです。
この色合わせの考え方は女性の人にもオススメ。むしろ花とかのイメージは女性向きですね。
という事で色合わせに困った時の考え方をまとめると
1 実際にある物(建物、花、木、自然の景色)をイメージする。
2 それを配色として考える
3 洋服の色合わせに落とし込む
の3段階です。
あとコーディネートに関してはコチラも面白いです。
⇒大人っぽいコーディネートって?知らないと損する超簡単で誰でもオシャレになるメンズ私服の考え方。
ファッションのコーディネートの仕組みや仕方に関しては是非こちらのカテゴリー記事
⇒大人のオシャレなコーディネートに関する仕組み、仕方 すごく使える記事 一覧