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今回のテーマはジャケット。
大人の男としてこのアイテムが永遠の定番アイテムになります。
今回はこの永遠の定番アイテム゛ジャケット゛の着こなし方とスナップ画像例を挙げた解説を行っていきます。
メンズジャケットの着こなし方を見る前に知っておくべき事
ますオシャレなジャケットの着こなし方のスナップを見て解説していく前に補足して説明する事があります。
それは゛着こなし゛に関して
そもそも着こなし、コーディネートとは単体の物でなく複数の服が組み合わさったトータルで考える物です。
そして重要なのがジャケットを含めたトータルコーディネートのバランス。
このバランスが良ければジャケットの着こなしが凄く様になりオシャレに見えます。
バランスの考え方として重要なのが服装がカジュアルすぎない事。
大人がカジュアルな服同士を組み合わせてコーディネートしてしまうとそれだけで野暮ったく見えてしまいます。
そしてカジュアルな服に対するのがキレイめな服
最近ではドレスと呼ぶ人も多いのでそちらの方が分かり易いですかね。
まあ呼び方はあんまし重要じゃないんでどちらでもイイんですけど。
このキレイめ(ドレス)な服とカジュアルな服を両方組み合わせるコーディネートが良い合わせになります。
ジャケットは基本的にアイテムで考えるとキレイめ(ドレス)の部類に入ります。
しかし、同じジャケットでも形(シルエット)色や柄 素材によってはカジュアルに見える場合もあります。
考え方としては最終的にすべての服を組み合わせてキレイめ(ドレス)とカジュアルの要素どちらかが多いかで服装コーディネートのバランスが決まります。
大人がオシャレに見えるバランスはキレイめ(ドレス)要素がやや多め位がベストです。
バランスの話はこちらで更に詳しくお話しています。
30代の人はコチラ
⇒『大人っぽい格好って?』超簡単!!見て分かる30代からの大人がすべきメンズファッションのコツとは【画像解説】
20代の人はこっち
⇒20代後半になる人が必ず気付くべき大人っぽいファッション3つのポイントとは【メンズ】
スナップではジャケットを中心としたアイテム事のキレイめ(ドレス)かカジュアル、どちらの要素かを解説していきます。
最後にそのスナップのジャケットの着こなし総評をします。
お待たせしましたそれではスナップを使って大人のオシャレなジャケットの着こなしについて解説していきます。
メンズジャケットの着こなし スナップ解説
ジャケット+シャツ
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ツィードジャケット、デニムシャツ、デニムパンツ、茶色のブーツというコーディネート。
この中でカジュアルなアイテムはデニムシャツとデニムパンツ、ブーツの3つ。
しかしジャケット、パンツが細めで全体のシルエットはキレイめ(ドレス)になっています。
色もジャケットのグレーとデニムの紺はキレイめ(ドレス)要素、シャツも薄めの紺なのでこちらもキレイめ(要素)になります。
素材を見るとジャケットのツィードはキレイめ(ドレス)要素。
インナー、パンツのデニム素材はカジュアル、ブーツは革素材なのでキレイめ(ドレス)要素。
トータルで見るとジャケット以外はカジュアルなアイテムですが形(シルエット)と色がキレイめ(ドレス)要素になります。
割合的にはキレイめ(ドレス)が多いのでジャケットをバランス良く着こなしている事になります。
ジャケットにシャツのコーデは全体のシルエットを細めるだけでオシャレに見えます。
基本的に形(シルエット)は細ければ細い程キレイめ(ドレス)の要素が強くなりゆったりめがカジュアル要素です。
色は黒や、グレー、紺などのベーシックカラーはキレイめ(ドレス)要素、逆に明るい色はカジュアル要素になります。
この2つは見分けが簡単なので以降の解説で省略します。
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ジャケット、シャツ、スラックス、スニーカーのコーディネート。
このうちジャケット、シャツ、スラックスはキレイめ(ドレス)要素でスニーカーだけがカジュアル。
形(シルエット)はジャケットがテーラードと呼ばれるスーツに近い形でキレイめ(ドレス)。
シャツもスラックスも細めなのでこちらもキレイめ(ドレス)
パンツの色がかなり明るめのブルーを使っているのでこちらはカジュアルな要素になります。
白の色は明るいのでカジュアルと思いがちですがフォーマルやエレガントといったキレイめ(ドレス)要素になります。
ジャケットにシャツにスラックスというキレイめ(ドレス)のアイテム同士の組み合わせはジャケパンと呼ばれるベーシックなコーディネートになります。
がこの場合、色をブルーという鮮やかな物にし更に足元のスニーカーでカジュアル要素を足しておりかなりのオシャレなジャケパンにしています。
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ジャケットにシャツにチノパン、スニーカーのコーディネート
上半身のジャケット、シャツはキレイめ(ドレス)で下半身のチノパン、スニーカーがカジュアル。
形(シルエット)はジャケット、パンツ共に細めでキレイめ(ドレス)
ジャケットの色がグレーとキレイめ(ドレス)っぽいですが柄が個性的なので色はカジュアルな印象。
色と柄はセットで考えます。
白のシャツはキレイめ(ドレス)チノパンのベージュ色はカジュアル、白のスニーカーはキレイめ(ドレス)要素になります。
これもシンプルなジャケパンになりますがジャケットの柄とベージュのチノパンが程よいカジュアル要素をプラスさせています。
足元もカジュアルなスニーカーですが色がキレイめ(ドレス)なので全体を見た時にそれ程カジュアルな印象にはなりません。
ジャケット+ニット
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ジャケット、タートルネックセーター、チェックのスラックス、モンクストラップシューズのコーディネート
すべてのアイテムがキレイめ(ドレス)要素になっています。
形(シルエット)もジャケット、パンツ共に細身でこちらもキレイめ(ドレス)
色がベージュ、パープルでスラックスもグレーベースのチェック柄とカジュアルな要素になっています。
アイテムも形(シルエット)もキレイめ(ドレス)要素ですが色を全てカジュアルにしたオシャレなコーディネート。
色だけでカジュアルな要素を加えるとベーシックな組み合わせも見え方が違ってみえるという好例ですね。
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オーソドックスなジャケパンコーデ。
ジャケット、ニット、シューズとアイテムも色もキレイめ(ドレス)な要素オンリーなのでコチラの3アイテムは全てキレイめ(ドレス)アイテム。
パンツがデニムの形をした5ポケットのカジュアルなパンツですがこちらも色が黒とキレイめ(ドレス)の要素が加わっているのでややキレイめ(ドレス)よりなカジュアルパンツ。
アイテムも色もシンプルでビジネスでもいけそうなジャケットの着こなし。
ジャケット+デニム
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ジャケット、ジレ Tシャツ、デニム、スニーカーのコーディネート
よーく見るとTシャツとジャケットの間に見えるジレとはベストの事になります。
アイテムはジャケットとジレがキレイめ(ドレス)で他がすべてカジュアル要素
形(シルエット)ですが、この人はガタイがイイのでジャケットはわりとゆったりめのカジュアル要素。
パンツが細身のスキニーシルエットでこちらがキレイめ(ドレス)要素。
色はジャケットの柄がブラックウォッチというチェック柄でややカジュアルな要素ですがTシャツ黒のデニムが紺、スニーカーの白とコチラはキレイめ(ドレス)要素
ジャケットがゆとりがあってカジュアルな要素ありで、細身のスキニーデニムと全体の色のトーンがキレイめ(ドレス)要素になります。
バランス的にはキレイめ(ドレス)要素がやや多いといったところで今までに比べると全体的なコーディネートはカジュアル感が増しています。
がこのバランスでもオシャレですし、普段の街着は皆さんこれ位カジュアルな雰囲気の方が過ごし易いかもしれませんね。
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ジャケットをタイドアップしてネクタイをプラスさせているコーディネート。
ビジネスシーンでもジャケットの着こなしとしてジャケパンと呼ばれるジャケットにシャツ、スラックスや綿パンといった定番コーディネートがあります。
こちらのスナップも同様でジャケットとシャツのアイテムはキレイめ(ドレス)のアイテム。
しかしパンツの部分をデニムというかなりカジュアルなアイテムを使用する事でコーディネートにキレイめとカジュアルのギャップを意図的に作っています。
ネクタイをしてるので私服だと難しいです。
がかなり高度なビジネスのジャケパンスタイルになります。
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説明不要の王道コーディネート。
白シャツにデニムという組み合わせはジャケットだけでなくどのコーデで組み合わせても相性が抜群です。
この場合上半身のジャケット、ニット、シャツは全てキレイめ(ドレス)アイテム
パンツのデニムとブーツがカジュアルアイテムです。
全体のシルエットは細めでキレイめ(ドレス)にまとめています。
ジャケット、白シャツ、デニム のコーディネートは似合わない人の方が少ないと言っても過言ではないベーシックな組み合わせ。
この組み合わせは難易度もそれ程高くない上に好感度も高いのでオススメです。
ジャケット+スニーカー
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左の人はジャケットのセットアップにTシャツ、スニーカー 右の人はジャケットに5ポケットパンツ、Tシャツ、スニーカー
セットアップとは上下対になっている物の事で素材が同じ上下の服と考えて頂ければ分かり易いです。
スーツと違いお店では上下別売りの物になります。
アイテムとして右はセットアップがキレイめ(ドレス)要素でTシャツスニーカーがカジュアル要素。
左はジャケットはキレイめ(ドレス)要素で他がすべてカジュアル要素
形(シルエット)はどちらも上下細みでキレイめ(ドレス)要素
色も二人共に紺とグレーを基調だとしたダークトーンのキレイめ(ドレス)要素
アイテムの要素の割合は半々だが形(シルエット)、色の2つがキレイめ(ドレス)主体になります。
スニーカーがハイテクスニーカーというスポーツ色が強くなっている物でコチラは今まで紹介したスナップのスニーカーの中でもカジュアルな要素が強い物になっています。
このカジュアルな要素が強いハイテクスニーカーを合わせる場合、スニーカー以外の全体の要素をキレイめ(ドレス)よりにすると大人っぽいハイテクスニーカーの合わせになります。
アイテムをジャケットにする時点で既にスニーカーとは相性良しですがハイテクの場合は意識するとなおオシャレに見えます。
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ジャケット、Tシャツ、デニム、スニーカーのコーディネート
ジャケット以外はカジュアルなアイテムのコーディネートになります。
しかし、上下の形(シルエット)は細身、色はスニーカー以外黒とどちらもキレイめ(ドレス)要素の割合が占めています。
唯一スニーカーだけがかなりカジュアルなハイテクスニーカーになります。
このスニーカーの場合、形がボリュームあるシルエットなのでパンツを合わせる場合は裾をジャストにしたりロールアップすると全体のスタイルが綺麗にバランスよく見えます。
スキニーパンツや裾が絞ってあるテーパードパンツとも相性が良いですね。
上記の例と同じでボリュームあるハイテクスニーカーを合わせる場合はその他のコーデの割合をキレイめ(ドレス)要素多めにする事でオシャレに見せられます。
余談ですが、形(シルエット)が細身で色がキレイめ(ドレス)のコーディネートはジャケット以外のアイテムでも見え方のバランスはかなり良いオシャレなコーデになります。
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これはリーボックのポンプフューリーというハイテクスニーカーとジャケットのコーデ
ジャケットにタートルネック、丈の長めの白シャツを重ね着、パンツがくるぶし丈のウールのパンツにスニーカー
アイテムはスニーカー以外はキレイめ(ドレス)要素になります。
シルエットはジャケットもパンツもややゆったりめ。
ゆったりはカジュアル要素。
色をスニーカー以外、キレイめ(ドレス)要素のモノトーンにする事でシルエットのゆったりさをカジュアルに見せないようにしています。
シューズ以外を見るとかなり全身カッチリした雰囲気ですがそれをハイテクなデザインのカラフルなスニーカーで見事に中和させています。
こういうスポーティでカラフルなデザインのスニーカーはカッチリとしたジャケットと合わせる事でギャップが生まれるのでかなりオシャレに見えます。
ジャケット+ニット帽
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かっちりとした雰囲気になりがちなジャケットスタイルを程よくカジュアルに見せる効果があるのがニット帽。
ジャケット、シャツ、デニム、に革のドレスシューズというコーデにニット帽。
アイテムはデニム以外は全てキレイめ(ドレス)要素。
シルエットも上下細身でキレイめ(ドレス)要素。
この場合コーデの合わせはキレイめ(ドレス)より。
そのキレイめ(ドレス)よりのコーディネートにニット帽というカジュアルなアイテムを加える事で全体の印象がカッチリしすぎない様になります。
メンズジャケットの着こなしのコツ
ここまでスナップの解説を見るとコーディネートの中に色々な要素が沢山あって難しく感じるかもしれません。
解説に熱くなりすぎて少しゴチャゴチャ語ってしまったせいかもしれません(笑)
ここで一番簡単なジャケットをオシャレに着こなすコツをお伝えします。
文章の中でも言いましたがキレイめ(ドレス)要素とカジュアル要素の見分け方で一番簡単なのが形(シルエット)と色、柄の2つになります。
形(シルエット)は細ければキレイめ(ドレス)太ければカジュアル。
色はベーシックな黒、グレー、紺、白などがキレイめ(ドレス)その他の明るいカラーがカジュアル。
なので服の形を細め、もしくは細く見える物にするか色をベーシックなカラーで無地にするだけでOKです。
両方出来ればOKですが、体型もありますので色だけはベーシックで無地にして下さい。
ちなみにこの2つのコツを抑えた上で靴をハイテクスニーカーにするとかなりこなれたジャケットの着こなしになります。
是非チャレンジしてみてください。
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