今回はですね、ファッションのシーズン立ち上がり時期だからこそ出来る必殺のオシャレコスパ術を教えます。
出来れば洋服は良いものにこだわって購入したり着たいですよね。
ただお金は無限にある訳ではありません。
この必殺のコスパ術さえ使えば限られた資源を(お金、時間)フルに有効活用してオシャレなファッションを楽しめますので是非読んでみて下さい。
今の時期に店頭に並ぶ商品とは?
まず冒頭でお話したシーズンの立ち上がり時期をもう少し詳しく説明します。
アパレル業界のカレンダーで考えると春夏シーズンの季節の立ち上がりが3月。
秋冬は9月になります。
春夏シーズンのセールが7月に開催されるのはそのシーズンで売っている商品在庫を全て消化させる為です。
そして8月挟んで9月に秋冬物の商品がお店の店頭に並び始めます。
早いところだと8月から秋冬物を立ち上げるお店もありますが本格的に揃い出すのは9月です。
で、この9月の立ち上がり頃に並ぶ商品がポイントです。
どんな商売でも客層という物がある事はご存知だと思います。
そのお店の商品を売るターゲットですね。
主婦向けだったら主婦層とか若い学生向けなら若年層だったり。
アパレル業界も性別や年齢で区切った客層を考えていますがそれとは別の客層があります。
ファッション層と呼ばれる物で、その人がどれだけ流行やオシャレに敏感か?という指標になる層です。
その層の詳しい解説は省略しますが、もう少し分かり易く言うとスマホが新しくなる瞬間に買っちゃう様な人が流行に敏感な人です。
オシャレや流行に敏感な人は基本的には先物買いします。
この時期はまだ日中は暑くて半袖が当たり前の気温。
はおるアウターとかには目がいかないのが普通です。
先物買いとはこの時期にそういうアウターなどを購入される事です。
という事でこの時期お店に並んでいる商品はそういった先物買いされる流行に敏感なお客さん向けになるのです。
流行は大きく分けると3つあります。
出始めたばかりで広まるかどうか分からないお客さんへの提案商品、既に広まっている商品、かなり浸透されてる商品の3つです。
1番目のは流行じゃないでしょ?
ツッコまれるのは分かりますし確かにその通りです。
ただ逆に言えばこういう提案商品があるからこそ新たな流行が作られていくのです。
もっと大本を話せばパリコレだミラノだと話が長くなりすのでこの話はまた後で。
話を戻しますとこの時期に店頭に並んでる商品はそのシーズンの流行の最先端となる商品が並ぶ事になるのです。
お店を見比べる
さてだいぶ前置きが長くなったので本題のコスパ術に入ります。
コスパ術とはこの流行の最先端の商品を情報として把握する事です。
情報ならファッション詩やネットでも?と考えがちですがそれらの目的は情報を届ける事で商品が売れたかではありません。
一方でリアル店舗は商品が売れてナンボなので必死になって色々考えてお客さんが気に入って購入する商品を提案し販売します。
当然、洋服は商品が売れて始めて世の中に広まっていく訳なのでリアルな店舗の打ち出し商品がトレンド情報としては説得力があるのです。
そのリアル店舗の中でもオシャレや流行に敏感な人達が足を運ぶセレクト系のショップ。
違う店舗を何店舗か見比べるだけでそのシーズン何が流行りそうなのか?の情報をかなり集める事ができます。
例えば
ユナイテッドアローズ
ビームス
エディフィス
トゥモローランド
これらのセレクトショップを回るとします。
ここで見比べるポイントとして共通して店頭で展開してる商品はどんな商品か?を見ます。
レザージャケット
チェック柄のシャツ
Gジャンやデニム素材の物。
大きめのシルエットのトップス
大きめのシルエットのボトム。
など
どのお店でも共通して店頭に並んでいる商品が提案商品でトレンドになるかもしれない物、もしくは既にトレンドになっている物などになります。
また、ちょっと上級者向けですが今年の春夏や去年秋冬あったアイテムは今年もあるのか?といった視点も面白いです。
スゥエット素材のアイテム
裾がリブのデザインのパンツ
ノーカラーのシャツ
MA1
など。
これらは自分が持ってるのならトレンド継続なのでこの秋冬も着回せるし、持っていなかったら買い物リストに入れても良し。
更に去年あったけど今年は見かけないアイテム
adidasのスタンスミスのスニーカー。
これはもう市場に出回りすぎてるのでダウントレンド(下降)になるのでそろそろ履くの止めようかなとか。
ちょっとお店を回るだけでもこれだけの情報が得られます。
これを元に自分が何を揃えるのか計画すればかなりコスパが良い買い物計画が立てられます。
既に持ってる物は省いたり、流行継続の物は安価なファストファッションで代用したり。
1番お金がかかるのが提案商品。
これはまだ市場に出回っていないので仕方ないです。
ただ流行すればかけたお金の元は取れます。
去年流行ってたチェスターコートの出始めは今から3年も前になりますから。
3年前に5万円の事を購入したとしても1年に約16,000円です。
あとこれは番外編的な話ですが、セレクト系のショップとユニクロなどのファストファッションのショップを比べても面白いです。
ぶっちゃけインナーに着るセーターとかは人から見られる部分も一部分なのでそれほどお金をかけなくとも安価な物で代用してもアリです。
その場合は一旦セレクトショップを覗いてファストファッションブランドで似たようなデザインや色の服をチョイス。
インナーのニットなどはそれほど複雑なデザインの物は限られているので似たようなデザインの物は必ず1~2点あります。
流石にクオリティーは落ちますがシンプルな物を選べば見た目だけならほとんど見分けはつかないです。
普段からセレクトショップからファストファッションまで幅広く洋服を見てる人はこうやって洋服の目利きを養ってる訳です。
ユニクロでオシャレ出来る人はこの目利きが優れてるからです。
以上、最強のコスパ術になります。
お店回りに多少時間と労力がかかりますがかなりコスパになる事は間違いないので試してみて下さい。