最近はオシャレとはみたいな持論を語ってまして、あまり服の話はしてませんでした。
なんで今回はセットアップ好きな僕が、そのメリットとデメリット、選び方のポイントを熱く語ろうと思います。
メンズのセットアップとは
セットアップと聞いてどんな服か分かる人はかなり洋服が好きな人か興味がある方です。
レディースではトレンドもあって最近はスタンダードなのですが。
で、説明ですがトップス(上着)とボトム(パンツ)の素材や柄が上下同じ対になっている物になります。
記事の上に載っている画像の方が着てる様な服です。
スーツを思い浮かべると分かり易いですね。
素材が上下一緒で対になっていますよね。
でもスーツじゃありません。
お店での見分け方としてはセットアップはほとんどの商品が上下バラで売っています。
上下対だけど売られ方はバラと考えるとスーツと見分けられます。
スーツは基本上下セットで売られてますから。
余談ですがレディースのセットアップはトップスがセーターやシャツでボトムがスカートみたいな物もあります。
もちろん上下の素材や柄は対になっています。
メンズだとジャケットとパンツという組み合わせがボトムですがレディースはこっちが主です。
また、レディースではセットアップがスタンダードでネットやファッション誌にも載っているので、女子に対しては『これ、セットアップだよ』は通じます。
割と共感される事が多いので女子ウケも良いですね。
対して相手が男性の場合、一部の人を除けばおそらくセットアップと言ってもほとんどの人は分からないのかなと。
メンズのセットアップのメリット。
どんな場面でも対応できる
セットアップのメリットは一言で言えば色々な場面に対応できる着回し。
例えばこんな事で悩んだりしませんか?
『結婚式の2次会から参加だけど皆どんな服でくるのかな?』
『明日のデートはちょっと高級感あって雰囲気のあるレストラン予約したけど服はどーしよう。』
普段の私服とは違う場面や状況だけど服装は特に決められてない。
とりあえずスーツにしとくかな‥でもちょっと堅いかな‥
こんな時は本当に迷いますよね。
でもセットアップの上下があればこんなふうに悩んだり迷ったりする事は一切なく問題は直ぐに解決します。
もちろん普段の私服としても使えます。
このようにセットアップ1セットあるとほとんどの状況に対応出来てしまうメリットがあります。
オシャレに見られる。
オシャレの定義や考え方は幅広いので全てを語るととんでもなく話が脱線しますのでここでは状況というテーマで。
どんな場面でもその時に合った服装でいれる。
要するにTPOが自然に身に付いている様に見られるという事です。
ここでポイントなのが身に付ける必要はなく、身に付いてるふう で相手に見られるという事。
もちろん身に付けられたらそれはそれで良いのですが、身に付ける為には色々考えたり学ぶ事も出てきます。
でもセットアップを持って場面事のコーディネートの仕方をちょっと覚えればそんな事は必要なくなります。
大人のオシャレはTPOを身に付けてればある程度評価されます。
コスパが良い。
どんな場面でも対応出来るメリットと似てますがとにかく着回しが効くのでコスパが良いです。
セットアップの場合、上下のセットで安い物だと1万2~5千円位、もう少し良いとこのだと3~4万します。
購入した事が無い人からすれば即決出来る買い物ではありません。
が、他のアウターとパンツの上下2つを買った時と比べるとはるかに活用出来る状況が多いので長い目で見れば費用対効果は絶大です。
上下セットできる。
上だけ使い他のアイテムとコーディネート
下だけ使い他のアイテムとコーディネート
最低でもコーディネート3パターンは保証されます。
春夏シーズンと秋冬シーズンの2つに分けて考えたとして1セットあれば3年は片方のシーズンで持ちます。
メンズのセットアップのデメリット
メリットだらけのセットアップですが1つデメリットがあります。
それは
『おまえ何で今日スーツ着てるの?』
とか
『その格好はオシャレなの?』
などとちょっと小バカにしたニュアンスの一言を食らう事があるという事。
これ言われると腹立ちます。
せっかくお金かけて買ったのに何でこんなふうにバカにされなきゃならないんだよ。と。
更に『いや、これはセットアップって言ってね‥』
などと説明してもそんなツッコミを入れる人種はセットアップとか分かんない人で話も右から左にスルー。
『へーカッコいいね』
などと全く思ってもいない事を棒読みで言われ余計に腹が立つだけです。
セットアップはスーツと似てる上下なのでこんなふうにツッコミを入れられてしまうんですよね。
これが唯一のデメリットです。
でもこのツッコミ、セットアップを選ぶ時のポイントを抑えておけば封じる事が出来ます。
メンズのセットアップ選びのポイント
上記の様にツッコミが入るのはセットアップがスーツだと思われてるからなんですよね。
もっと細かく掘ると
『何で仕事で着る様なスーツにスニーカーとか合わせてんだ?』
『私服で着る服ないのか?』
くらいに思われているからです。
さすがに私服は大げさか。
で、こう思われてしまう原因はセットアップを選ぶ時に、仕事で着るスーツとパッと見変わらない様な物を選んでいるからなんですよね。
なのでセットアップ選びのポイントはその違いにあります。
ポイントとなるその違い
ポイントとなる違いは大きく2つあります。
1 素材
簡単に言うと仕事で使うスーツとは違う素材を選ぶという事。
通常のスーツはウール素材で表面がツルッとした感じです。
もう少し良いとこのだと表面に光沢があったりします。
セットアップを選ぶ際はこの様なスーツに類似する素材を選ばない事がポイント。
素材をカジュアルな素材にするのがポイントです。
具体的にカジュアルな素材とはどんな素材なのか?
コットン素材
photo by What is ZOZOUSED? – Buyee
綿の素材になります。
触るとウールに、比べてハリがあります。
チノパンを思い浮かべてもらえると分かり易いですね。
チノパンの素材の上下です。
デニム素材
デニム素材はカジュアルなのは分かると思います。
コーデュロイ素材
原料は綿ですが表面に凹凸があり触るとボコボコしています。
スゥエット素材
これも原料は綿です。
スゥエットパーカーとか思い浮かべると素材感が分かり易いかと。
麻素材
綿よりも通気性が良く主に春夏シーズンに使われる素材。
触ると表面がザラザラします。
ベロア、ベルベット素材
ウール素材ですが肉厚で表面に光沢があるのが特徴。
保温性も高く主に秋冬シーズンの素材
着ると高級感ある印象にも。
これらの素材はビジネススーツにはほとんど見られません。
(一部の企業でカジュアルデーなどを設けている場合は例外)
セットアップの素材に違いを作る事で仕事着のスーツ着てる感がなくなります。
2 デザイン シルエット
デザインとシルエットで仕事着スーツと差をつける事も出来ます。
基本的にセットアップの上着はシンプルなテーラードジャケット、パンツはスラックスの形がオススメです。
これはこの上下が定番の形なので時代や流行に左右されにくいという理由があります。
なのでより長いシーズン使える事になります。
また、スーツは基本的にほとんどの人から共感されるデザインの服装です。
当たり前と言えばそうなのですが。
なので、より多くの人に共感されオシャレと思ってもらえるのです。
一方で、多少デザインが施される事で違いを作る事が出来ます。
共感されるだけではただのスーツになってしまいますから。
本当に微妙な多少な違いです。
この辺は難しい所なのですが。
その違いをいくつか例に挙げてみます。
ジャケットのポケットがカジュアル
このようなデザインのポケットだとカジュアルな作りになります。
ちょっと見ただけだと気付かない位のデザインですがしっかとした違いにはなります。
パンツの裾がジョガーパンツ
今流行してるスポーツテイストの代表的アイテムのジョガーパンツ。
裾がこの程度のデザインならシンプルの領域を越える事はありません。
そして、やっぱりスーツっぽいけどスーツじゃないな となります。
パンツの裾をちょっと短めにする
photo by mulpix.com
これはデザインでは無い話ですがセットアップのパンツの裾をくるぶし丈にする事でやはり仕事着スーツと差をつける事が出来ます。
この人はセットアップの上下をカジュアルに着こなしていますがパンツの丈がくるぶし丈になっています。
この様な丈を仕事で使うスーツにする人はほとんどいませんのでやはり違いになります。
ポイントとなる素材とデザインが上手く組み合わさったセットアップを選ぶ事がスーツとの違いに繋がります。
まとめ
セットアップは幅広い状況で着回せる万能なアイテム
1着持っていると着まわしが利くのでコスパが良い。
セットアップ選びのポイントは素材とデザイン、シルエットにあり。
ほんとは状況別の着まわしコーディネートを書こうとしましたが、かなり長くなってしまうので次に回します。
続きは次回で。