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今回は帽子の話です。
帽子って皆さんかぶりますか?
帽子ってかぶる人とそうでない人にハッキリと分かれます。
帽子をかぶる人は昔から長く愛用してる形などがあるイメージがありますね。
帽子はそのかぶり方のコツさえ掴んでしまえば自分の見た目の印象を劇的に変える事が出来るアイテムです。
これ程短時間で劇的に見た目をオシャレに見せられるというアイテムは他にありません。
今回は何故帽子がそこまで外見の印象を変えるか?とオススメの帽子の話です。
帽子のコーディネートはトータルでの外見の評価を上げる
まずは何故帽子がそこまで劇的に印象を変えられるか?の理由をお話します。
ファッションのブログ書いてて、見も蓋もない話になってしまいますが他人を見る時に
1番最初に見る部分は顔です。
例えば、あなたの目の前に初対面の女性が立っていたらやはり最初に見るのは顔になるはずです。
人の外見は顔と服装のトータルで評価されるのです。
そして顔と服装、どちらの方がより強い印象かと言ったらやっぱり顔なんですよね。
だからイケメンや美人が見た目の印象では良くなるし評価で言えば有利な訳なんですよ。
ただ誤解されたくないのですが、これは顔と服装どちらの印象が強いか?という話です。
顔がイケメンだと外見が評価されるなんて誰でも知ってる事ですから。
何が言いたいかというとですね、ファッションだけ気を配っていても外見は評価はされにくいという事なんです。
『やっぱり世の中顔かよ!!』
という激しいツッコミがきそうですがまずは落ち着いて話を聞いて下さい。
確かに顔立ちは整形しない限り変えられませんが、髪型は工夫すれば清潔感を出したり印象を洗練させることは出来ます。
そして先ほど言ったファッションだけ気を配ってもというのはこの事で、髪型も同じくらい気を配っていなければ見た目のバランスが悪いという事なのです。
その事に関してコチラの記事にも面白おかしく書いてるので興味がある方は是非。
⇒誰も必ず知っている!!ドラクエから学ぶ自分の外見力をUPさせる最後の鍵とは
そこで帽子の登場です。
帽子の利点は、この顔を含めたトータルの見た目を良くさせる事が出来るのです。
よく、帽子をかぶらない人の理由に『帽子は似合わない』という物がありますがそれは少し認識が違っています。
帽子が似合わないのではなく、帽子を含めた服とのトータルコーディネート(以下コーデ)が合っていないという事です。
逆に言えば、帽子とファッションが合っていれば似合っているという好評価になる可能性がグッと上がるのです。
通常の評価が
顔(顔立ち+髪型)と服装(コーデ)=外見の評価
だとすると帽子をかぶった時の評価は
顔(顔立ち+帽子)+服装(帽子+コーデ)=外見の評価
というふうな見え方になるのです。
違い分かりますか?
何故オシャレに見えるか?は評価で髪型の部分が帽子と差し換えられるからです。
通常、髪型の場合は顔とセットで評価され服装と切り離されて考えられがちです。
だってイケメンは何着ても似合うじゃないですか?
それって顔と髪型で外見の評価の過半数取っていて、服はおまけみたいな物だからでしょ。
帽子の場合も顔立ちと帽子のセットでの評価は同じですが、同時にファッションのコーデとして評価される側面もあるのです。
つまり顔立ちを除けば、帽子のコーディネートは全身のファッションコーデとしても評価されるのです。
これを点数で表すと
通常の評価
顔(顔立ち 50点満点+髪型 20点満点)+服装(服コーデ 30点満点)=外見の評価 100点満点
帽子を被った時の評価
顔(顔立ち 50点満点+帽子 10点満点)+服装(帽子 10点満点+服コーデ 30点満点)=外見の評価 100点満点
になります。
帽子を含めた服装のコーデをオシャレにすれば素の顔と髪型の状態よりも評価が上がるのです。
更に髪型は個人の髪型スタイリングセット技術によって点数に個人差が。
例えば髪型をセットする時に髪を1度濡らして、ドライヤーでブローしその後ワックスを用いてセットする人は髪型項目で20点満点です。
対して寝起きのままワックスも付けない人の髪型の点数はほぼ0点です。
しかし、帽子は帽子なので髪型のセットうんぬん関係なくイケメンだろうがフツメンだろうがブサメンだろうが帽子自体の点数は変わりません。
よほど変な帽子を選ばなければ。
髪型のセットがメンドくせーって場合は帽子をかぶればそれなりの身なりになるのです。
つまり帽子をかぶれば髪型に変わって外見の評価の点数が上がるという事。
帽子のコーディネートを成り立たせれば全身の雰囲気で評価されるようになるのです。
これを世間では雰囲気イケメンと呼んだりします。
帽子をかぶっているオシャレなセレクトショップの店員さんに注目して下さい。
顔立ちだけをよーく見れば僕と同様に十人並みの顔立ちです。(イケメンも多少いますが)
しかし、それがオシャレな雰囲気として見えるのは帽子と服のコーデを上手く成り立たせているからなのです。
帽子をかぶるという事はこのようなメリットがあるのです。
帽子の向き不向き
ただ、そうは言っても帽子の形によっては顔との相性が向き不向きがあります。
いくら理論的に帽子と服のコーディネートをオシャレにまとめ表現したとしても、顔と帽子の相性が不向きであればそのコーデは意味がありません。
その辺りを説明します。
実は帽子の種類もきれいめとカジュアルに分けて考える事が出来きます。
この辺りは初めてサイトに訪れた人は分からないと思いますのでコチラの記事を参考にして下さい。
30代以上の方コチラ
⇒30代、大人のメンズファッションに変えたい人が実践すべきシンプルな5つのポイント
20代やその下の世代の方はコチラ
⇒20代後半になる人が必ず気付くべき大人っぽいファッション3つのポイントとは【メンズ】
帽子の場合は、きれいめというよりはフォーマルと言った方が分かり易いかもしれません。
帽子にも色々種類がありますが、その中でも1番フォーマルな帽子がシルクハットになります。
photo by http://g.udn.com.tw/upfiles/B_OR/OrientExpress/PSN_PHOTO/488/f_10554488_1.jpgシルクハットはフォーマルなスーツ姿にあわせる物なので日常での普段使いはほぼありません。
逆に代表的なカジュアルな帽子はキャップやニット帽になります。
帽子の向き不向きとは、年齢からくる顔立ちとカジュアルなファッションの相性によるものから考えられます。
例えば、フォーマルなスーツは老人でも違和感ありません。
しかし、これがカジュアルなダメージジーンズなどを老人が穿くには完全に違和感があります。
おおざっぱな見方ですが
フォーマル=大人
カジュアル=子供
と考えれば分かり易いです。
そして、これは帽子にも当てはまる事です。
例えばカジュアルなキャップを私服コーデしてかぶったのに引っ越し屋さんや配達の人になってしまう人がいます
あ、一応言っておきますが、そう見えるという事であってその業種の人達を否定してる訳ではありませんよ。
そう見えてしまうのは、カジュアルなキャップと年齢からくる顔立ちに大きなギャップが生じて帽子のコーディネートがファッションとして見られていないからです。
だからキャップをかぶって仕事してる人の印象に見えるのです。
このような、ギャップは帽子に限らず服のコーディネートにも見受けられます。
先ほどの老人がダメージジーンズを穿くというのもギャップになります。
だからコーディネートの組み合わせ方とバランスが重要なのです。
服は組み合わせでバランスを調整出来ますが、帽子は顔とセットみたいな部分があるのでどうしてもその2つで見られてしまいます。
帽子の向き不向きはこのようにして決まってくるのです。
ちなみに、キャップとギャップ分かりづれよーとツッコみたい気持ちは分かりますが意図的ではありませんのでご了承下さい。
『じゃあやっぱり大人は帽子をかぶらない方がいいだろ!!』
とツッコまれそうですがそんな事はありません。
大人で帽子をかぶり慣れていない人でも向いている万能の帽子があります。
それがニット帽です。
ニット帽は、夏でも丸洗い出来るコットン素材などがあり冬だけの帽子ではありません。
加えて男女年齢問わず使われており、トレンドとは異なるスタンダードな帽子となっております。
ニット帽を被って仕事をする業種もほぼ無いので、他の業種に揶揄される心配もありません。
これから夏場に向けてニット帽は暑苦しいと敬遠される意見もあります。
しかし、ニット帽は服のコーディネートと合わせてスタイリングを考えればかなり洗練されたオシャレな印象を与える事が出来るのです。
なので帽子慣れしてない人の最初はニット帽をオススメします。
ここからは帽子選びのポイント。
ニット帽の場合、まずはシンプルなデザインが第一。
無地で色も1色であれば大人でも似合うデザインです。
デザインはあってもワンポイントのロゴ程度が望ましいです。
色は紺か黒がオススメ。
グレーは色合いによっては老けて見える可能性も。
また、ニット帽は糸の編み方にもポイントがあって網目が細かいハイゲージの物がオススメ。
ゲージとは糸の網目の太い細いの事です。
これはセーターにも通じる話で網目が太く荒いザックリした物はよりカジュアルな印象になるからです。
photo by https://img.fril.jp/img/31285886/m/78326182.jpg?1452784378
カジュアルなざっくり編みのニット。
photo by https://img1.kakaku.k-img.com/images/tasclapicv/300/000/000/1/1034/tasclapimage_1034.jpg?d=20151203140613
網目がほとんど見えないハイゲージニット
これらを比べれば印象の違いは分かるはず。
特にニット帽は網目がザックリしたカジュアルな物が多いので気を付けたい所です。
まとめるとニット帽はシンプルなデザインで単色、ハイゲージの網目の物が選ぶべき物。
ちなみに僕はコチラの商品を使っています。
CA4LA WASHED COOL SMALLIBB WIDE ¥5,616(税込)
綿素材で洗えるので超便利です。
定番の形でシンプルで凄く使いやすい物です。
今回はもう1つキャップを紹介。
キャップを取り上げたのは、今年のトレンドになっているからです。
ショッピングモールやファッションビルなどを回ってみるとお店のマネキンにはキャップのコーディネートが目立っています。
20代であれば是非チャレンジして頂きたいですし、30代の方もキャップは被り慣れているという方は是非。
キャップもニット帽と同様でシンプルなデザインの物を選びます。
色が1色の物であれば大人っぽいデザインです。
デザインはやはりあってもロゴなどのワンポイントのみが良いでしょう。
僕が使用してるキャップはNikeの物ですが、もう販売されてないみたいなので一応代用品のリンクをはっておきますので参考までに。
リンクはGUのもので、かなりシンプルなデザイン。
ユニクロUのキャップも良かったのですが、こちらは完売済みでした。
ここからコーディネートの事例にと思いきや、かなりのボリュームになってしまったので次回に持ち越します。
今日はとりあえず帽子コーデでここまで細かく熱く語るヤツは他にはいねーヨくらいに語りました。
次回もお楽しみに。