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今回は試着に関してのお話です。
苦手な人多いですよねー
ショップの店員が寄ってきて・・
みたいな。
試着してみたいんだけど店員に付かれるのはイヤだ・・という人が殆どだと思います。
今回はそんなあなたに朗報な試着のやり方とその絶大なメリットをお話します。
試着をする理由と意味
そもそも何で試着する必要があるの?
という事ですが、これはまー分かると思いますが着なきゃ分からんからです。
正確にはその服が分からないというよりも、その服を着た自分の姿が分からないと言った方が良いですね。
やっぱり人それぞれ体型は違っててそれに合うかどうか?という部分。
あと、体型は問題ないんだけど着た自分がその服を着た姿が好きかどうか?という部分。
試着はその確認です。
前者はどーしょもありませんが後者は試着する服だけじゃなく組み合わせる服で変わってきたりします。
これが試着な主な理由ですが、僕はもう1つ理由というか意味があると考えています。
それは゛経験値゛です。
試着する事で今までとは違う服に袖を通すことになります。
そうする事で今まで自分が着てる服と比較出来るですよね。
この比較が重要でこれを繰り返す事で自分の洋服への感覚が磨かれていくという事です。
比較っていうのはですね、簡単に言うと自分がどんな服が好きか?どんな服が合うか?です。
洋服を色々と着比べると、コレは好みでコレは好みじゃないというのが分かってきます。
ファッション誌やネットで洋服の画像を見てもよく分からないという人は、自分が何が好きか着比べていないから分からないという事です。
この辺りはコチラにも詳しく書いたので興味があったら参考にして下さい
⇒メンズファッションでオシャレになる為にどんな人でも絶対に必要不可欠なポイントとは
試着が苦手な理由
試着な苦手だという人の理由は店員さんが寄ってくるというのが大半ですが、何故店員さんが苦手なのでしょうか?
理由は2つあります。
1 返報性の原理
1つ目は心理学で言う返報性の原理という心理が働くからです。
引用元 ウィキペディア
ウィキペディアの中に、この心理を利用したサービス戦略として試食があると書かれています。
試食は無料で食品を提供して、味を確かめてもらい買ってもらうという戦略です。
お客さんは無料で食べさせてもらっているから、借りが出来たという心理になり易いんですね。
ショップ内での試着も同様の心理が働くと言えます。
つまりショップ内で無料で試着させて貰っていると自分で思い込んでしまってるんですよね。
やはり借りが出来たみたいな。
更にそのショップ内のスタッフが試着室で待とうものならその心理は増幅されます。
こういう背景があって 買わなければならないのかな・・断ると気まずい・・などといった心情になってしまうという事です。
よくよく考えるとお客さんとして言ってるのに何でこっちが気を使ってるんだ?みたいな損した感じもありますよね。
まあ僕はファッションとかアパレル側の人間でそっち側からの考えとしては試着は無料も何もサービスとして当たり前の事と考えています。
というか試着して自分達の服を知ってもらうという事をありがたくとも思っていました。
・・・がこれはショップスタッフの個人差ありますかね・・
2 自身の服、格好とショップスタッフ
あとは試着以前の話ですが、自分自身の服や格好がショップ店員にどう見られてるか?気になる・・
というのもあります。
ネットでは、店員が上から目線だとか見下す態度みたいな事が書かれてましたがもしそれが本当なら凄く嫌な気分になりますよね。
これは元ショップスタッフとしてお答えするとお客様の服や格好はしっかりと見ます。
別に上からとか見下すとかではなく、服や格好を見てどんなお客様でどんな対応をするか考えるからです。
例えばどんな服の系統が好きそうなのか?着てる服に合いそうなお店の服は?とか。
専門用語などはお客様によって使うと敬遠される人もいれば食いついてくる人もいます。
それらを使用する判断材料の1つとして服や格好を見るという事は必ずします。
しかし、その格好を見た後の店員の対応などに問題があったりするから先ほどのような上から~などの声があがるのですよね。
格好を見てガンガン来られても・・・ってなれば試着もしづらいです。
ちなみに僕はメンズのショップスタッフだった頃、中々試着しないお客様がいた場合、試着させたら仕事の6~7割は終わったと考えてました。
そういうお客様は他のお店でも同じだからです。
更に試着に対してハードルが高いお客様が1日に何度も試着しながらお店を回るという事も考えにくいからです。
そしてそういうお客様は一声かければすぐに分かります。
非常に警戒心が強いので。
という事なので逆にガンガン試着しちゃう方が良いのでは?とかも考えています。
そういう人はやはり他でもそうと店員は考えるのであんまりガンガン押して来ない感じはします。
ネットで試着!?
そうは言ってもやっぱりオシャレそーなお店は入りづらいし店員の圧も嫌なんじゃー というあなた。
お待たせしました。
今回1番言いたかった事がコレ。
ネット通販を利用した試着。
大手ファッション通販サイト ZOZO amazonではファッション用品の返品自由&返送料無料というサービスが開始されています。
要するに自宅で試着が出来ますというサービスです。
※ZOZOは月額350円、amazonは無料
参考サイトはコチラ⇒Amazonファッション送料無料&30日間返品無料
これ僕も既に活用していますが便利ですね。
このサービスを使ってパンツのレビュー記事も書きました。
コチラ⇒30代からの大人の男性必見!!履いただけでオシャレに見えるメンズのパンツレビュー
返品に関しての手続きは自宅にプリンターがあると更に便利!!です。
専用のコードが入った画面を印刷して梱包すれば、あとは運送会社に連絡すれば希望の日時を指定して取りに来てくれます。
プリンターが無い場合は最寄りのコンビニまで梱包した物を運ぶ手間がかかりますがお金はかかりません。
このサービスの場合、先ほどいった心理的な返報性の原理は殆ど働きません。
店員いませんから。
やっぱりそこに人が居るか居ないかでこんなにも心理に差がある物なんだと実感しました。
このサービスを活用すれば自分のショップに行くまでの時間や交通費が一切掛かりません。
入りづらいショップや苦手な店員に気を遣う事もありません。
自分の好きなタイミングで試せますし返すのも30日猶予があるので安心ですね。
ただお金の支払いは気を付けて下さい。
クレジットカード支払いの場合は購入月と返品月を同月にする事。
そうすれば支払いと返金で相殺されてお金を引き落とされる事はありませんので。
銀行振込の場合は返金に2週間程かかるみたいなのでそこは考慮した方が良いですね。
あ、1ついいますが僕は別にアマゾンの社員じゃありませんから(笑)
試着で経験値を上げる
今回のこのネット通販の試着サービスの利点は自分の時間やお金の節約や心理面での負担の軽減だけではありません。
僕が考える最大の利点は冒頭でお話した経験値にあります。
先ほどもお話しましたが、洋服が分からないという人は服を着るという経験が少ない事によるところから来ています。
このネット試着のサービスを使えばその経験値をタダでしかも心理的な負担もなく上げる事が出来ます。
オススメは今まで入ったことが無いお店の商品や着た事が無いデザインの服、着た事が無い位高い値段の服を試着する事。
試着で十分。
それを着る事で
『このジャケットは持っているジャケットよりも体型が細く見える』
『この色の服意外といいかも』
『こういうデザインの服もいいかも』
など自分の持ってる服や過去に着てきた服との比較による気付きが生まれます。
気付いたら返せば良いのです。
タダですから。
今は安価なユニクロなどのファストファッションでも良質な商品は沢山あります。
しかし、自分の洋服の経験値の幅を広げる事で更に洋服に対する感覚が磨かれていきます。
ユニクロでオシャレ出来る人は、ユニクロの中でもオシャレなユニクロの服を選ぶ事が出来ます。
それが出来る人はユニクロ以外でも服を着る経験値を持った人だけです。
是非皆さんもネット試着サービスを利用して自分の経験値を上げてみて下さい!!
使える大人のオシャレなファッション関連のまとめ記事はコチラです!!
⇒大人のオシャレなコーディネートに関する仕組み、仕方 記事 一覧