雑記

誰かに話したくなる雑学!?ハイブランドとファッションブロガーの意外な関係

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girl-791177_640 (1)今日は雑学です。

皆さん、ファッションブロガーって言うとどんなイメージですか?

おそらくインスタで自分のコーディネートをあげたり、コーディネートの内容をブログで書いたりといったイメージかと思われます。

ファッションセンスがオシャレで影響力を持った人 というところですかね。

今回はこのファッションブロガーと皆さんがハイブランドと呼んでいるブランドの関係性をお話しようと思います。

ハイブランドって?

そもそもどんなブランドでしょうか?

一応Googleさんに色々なキーワードを聞いてみたんですけど、このハイブランドが多かったのでこの言葉が馴染んでるのかなと思い使いました。

検索かけて調べたら自分が考えてるのとほぼ同じでしたね。

で、正式に言うとプレタポルテっていう呼び名です。

んでこのプレタポルテなんですが、お話する前にオートクチュールというのを説明する必要がありますのでまずそちらから。

オートクチュールの言葉の意味がフランス語で『高級仕立服』

ざっくり言うとオーダを受けて作る服です。

んでこのオートクチュール、100年以上前に高級衣装店組合という組合を結成します。

この組合がファッション業界の最高峰と位置付けられます。

対してプレタポルテはフランス語で『高級既製服』

既製服は既に出来上がってる服の事です。

プレタポルテのブランドはこのオートクチュール、高級衣装店組合に属しているブランドが出している既製服になります。

後は高級既製服展示会いわゆるコレクションに出品してるブランド

年に2回、パリコレ、ミラノコレクションに出てるブランドって言えば分かりますよね。

最初からこれ言えば2行で済んだんですが一応ザックリ説明しました。

代表的なブランドは

グッチ イヴ・サンローラン ルイ・ヴィトン シャネル エルメス プラダ とかですね。

ハイブランドの特性

ここでは前項に上げたブランドの特性について説明します。

まずはこのブランド類のイメージですよね。

皆さん、どんなイメージですか?

高価、贅沢な、憧れ、みたいなイメージが一般的ですよね。

そしてブランド側もそういうイメージを非常に重要視し意図的に与えるよう事を行っています。

ここに付け加えるなら伝統的なという物もあります。

100年以上前に作られて今も続くようなブランドがありますので。

後は、伝統的と同様なのですが技術的な話でハンドメイドという要素も一つあります。

ハンドメイドは製品のを全て、もしくはその工程の3分の2が手作業を意味します。

この手作業を熟練された職人が行うという事も伝統であり、贅沢な、ラグジュアリー であると言えます。

そしてブランド自身は顧客との一定の距離感を重要視します。

これは顧客からある程度の距離を置くことでエレガント(上品)さを保つ為と言われています。

ブランド物は身に付けるだけで、その人の価値やステイタスが上がると言うのもこういう背景があるからこそ何ですよね。

だからってただ身に付ければそういう物がグーンと上がるのかっていうのは別なので、ここではある程度上がるって事にしますか。

イメージで言うと『手の届かない憧れの女優』ってとこですかね。

デジタルとソーシャル化した社会

ここまでで眠たくなってる人がいるかもしれません。

我慢して読みましょう。

次にファッションブロガーの話と言いたいとこですが、ブロガーはひとまず置いといて下さい。

今の世の中はデジタル化が進んでいる世の中です。

ブログもそのデジタルの一部ですしね。

そしてデジタルはソーシャルネットワークです。

Facebook、Twitter LINE Instagram ツールは様々ですがみんな相互的に交流し共有し誰でもそのコミュニティの一部となる事が出来ます。

僕はこういう世の中の流れから『親近感』という物が色々な物やサービスのテーマの一つになっていると考えています。

AKBみたいなアイドルグループなんかはその象徴でもありますよね。

『会いに行けるアイドル。』

後はやっぱり芸能人とかの例えですが、ここ最近はソーシャルネットワークを使って影響力を上げた人が芸能界デビューとかもしてますよね。

んーとブログとかからだと『はあちゅう』さんとか。

なんかブログで書いてましたが気付いたら朝の情報番組、『スッキリ』のコメンテーターですからね。

凄い世の中ですよ。

『手の届かない女優』でなく『会いに行けるアイドル』の世の中

まー今の世の中はこういう方向で流れています。

我ながら良い喩えだなー。

そして『手の届かない女優』であるプレタポルテのブランド達はこのカジュアルで親近感あふれる世の中のトレンドとは真逆の性質と言えます。

だから最初は拒否してたみたいですね。

『イヤ、デジタル化とかソーシャルとか一般ピーポー君達でやってれば』的な。

ちょっとビビってもいました。

ブランドはイメージが非常に重要というのは先ほどもお話しました。

例えばの話です。

これは有り得ない話ですが例えばの話です。念の為2回。

ル○・ヴィトンのバック購入者が『このバック買って良かったです。!!店員さんの応対が親切丁寧で高級ブランドは店員さんも高級でした』

といったツィートを流したとします。

まー普通にありそうなコメントですよね。

実はそれが自作自演でル○・ヴィトン側の人が作ったアカウントでツィートしてたとします。

バレますよね。

わりと最近はTVとかで流すツィートコメントが自作自演だったて炎上するのが普通になってる位ですから。

この場合もバレてル○・ヴィトン大炎上。

さらにツィッターの拡散スピードは半端ない。

ル○・ヴィトンのイメージはガタ落ち。

例えがそーと極端ですね。すいません。

こーいうのを最も恐れてるんですよね。ブランドは。

だから迂闊にデジタルのソーシャルネットワークに手が出せない。

ネットのリテラシーとか分かんないし

メディアとしてファッション誌などに載せるのとは訳が違いますからね。

ブランドは製品の威厳を高める事に重視します。

デジタルやソーシャルは物事を一般的に普及しやすくし手に入りやすくします。

全く正反対。

そりゃー慎重にもなりますよね。

ファッションブロガーの登場

そんな状況が続いてたんですが、流石にブランド側も将来的な事を考えるとデジタルやソーシャルといったネットワークを無視し続けるのは難しいと判断したようです。

若い世代は生まれてからソーシャルのネットワークが当たり前の様にある環境です。

若その世代が年齢を重ねれば高価なブランドも手が出る様になりますから。

その時にブランドはデジタルやソーシャルやってませんじゃ大きな問題ですから。

困ったなーというブランドが目を付けたのがブロガー。

ブロガーはネット上においてもリテラシーが高く、ブランドの威厳を高めつつも多くの人々からその情報を共有させたり共感させる存在。

要するにブランドとソーシャルの間を取り持ったという事ですよね。

ファッションブロガーはトレンドの最先端を身に付け、多くのフォロワーに支持されております。

そのブランドをカッコ良く身につけてそれを情報として発信させる。

ブランド物でも着る人によってはダサく見えたりしてしまいますが、多くの人に支持されるオシャレなブロガーはそんな事は有り得ない。

この辺はブランドのイメージや威厳に関わってきますよね。

で、それをソーシャルを使って上手く多くの人に発信し共有、共感させる。

更に手の届かない存在ではなく親近感あり、身近に感じられる存在。

フォロワーの信頼と共感を得た代表者

さっき説明したブランド側とソーシャルの相反する2つの要素を持っています。

ブランド側にしてみたらこれ程な適任者はいませんよね。

という事でプレタポルテのブランドは間に多くの人に影響力があるファッションブロガーを持つ事でデジタルなソーシャルとの関わりを持っていくという事になります。

多くの著名人の中でファッションブロガーがコレクションに招待されるのも頷けますね。

勿論全ての情報の発信がブロガーだけという事ではありませんよ。

ただ、こういう関係性は今後も続いていく事は確かですね。

最後に一応ここで言うような世界的に超有名なブロガーのサイトを載っけときます。

ジェームズ・ボート

ブログ運営、写真家。ディオールのファッションショーのバックステージを撮影、ランバン、ジョン・ロブ カールラガーフェルドなどのデザイナーなど

http://www.jamesbort.com/factory-en/

ギャランス ドレ

この人もファッションブロガーとして有名な女性。インスタとか綺麗。

http://www.garancedore.fr/

ブライアンボーイ

ブロガー。コレクションのレポートとか自身のブログで流してる。

インスタのファッションもカッコイイ

http://www.bryanboy.com/

ちなみに僕もブロガーとか言ってますが勿論プレタのブランドとか関係ありません。

まあ、言わんでも分かるよとツッコまれるの分かってるんですけどね。

でも、こんな事言うと大それているかもですが、メンズのファッションという括りと皆さんの間に立ってるという想いはあります。

販売員の時から感じてましたがやっぱりあんまり男の人ってオシャレやファッションに関する興味が女性に比べると薄いんです。

あと残念ですがアパレルの店員は今、お客さんへの信頼や価値が落ちてきているのも事実。

詳しくはコチラの記事⇒ファッション、アパレル業界の裏側!!そこから考える消費者の洋服選びとは?

単純に洋服好きな男なんでそういう人が増えればイイなーって感じです。

こうやってブログ書くのもそうですけど、お客さんにこういう服が良いですよーとか、服に関してあーでもない、こーでもない、って話すのも好きなんです。

っていう事でブロガーとか偉そうに名乗ってます。

今日は以上。

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