なぜか電車で座っているといつも隣の人に肩を貸してしまっています。
1回逆側の肩に行って戻ってくるとかなりイラっとするのは僕だけでしょうか?
今日は選ぶ事についてです。
とにかく近頃は物が溢れている世の中です。家電製品なんかはその最たる例でして、品質、価格の幅がとにかく広い。
掃除機一つ買うにしてもピンきりだから選ぶのが大変。
色々な機能があって便利なんだけどありすぎて考えるのも面倒に感じます。
選ぶ事の価値
そう考えると瞬時にそういう物を選べる人は時間のコストパフォーマンス高いですよね。
前にあまりにも暇で時間潰そうと思ってDVDを借りに行った時にすごーく悩んじゃったんですよ。だいたい家出てから帰ってくるまで合わせたら2時間近く掛かっちゃって。
そんで借りてきたDVDが90分だったんで無性に腹が立ちました。DVD選んで迷ってる時点で暇つぶしの目的達成しちゃってたのに。
まー今のアホなお話は僕位でしょうが、今のこの働きすぎの忙しい国日本で生まれたからには、自由に使える時間は非常に貴重ですよね。
企業は努力を重ねて便利な物や安価な物を沢山世に送り出しているのでしょうが、消費者から見たら、出しすぎるあまり選択肢が増えすぎて時間を奪われるという部分もあるので一概に便利な世の中とは言えないのでは?と感じます。
機械オンチで情弱の僕は携帯の機種変更とか料金プラン表とかゲンナリします。
この選んで迷ってる時間に。
逆に選んだり、考えたりする時間を楽しんでる人もいますよね。家電芸人さんとかはわかり易いのではないでしょうか?
見てて毎回思いますが、あんだけの情報はどっから仕入れるのかなー?っと。芸人さんで仕事ですから、そりゃー調べるんでしょうけど。
それこそあの人達は好きでそこに時間かけなきゃ分かんない領域に入ってますよね。
だからこんだけ物が溢れてる世の中で選ぶって事は今更ながら価値があるんだなーって感じます。時間的な事や心理的な部分で。
洋服を自分で選べる事の価値
そんで洋服ですよ。これもやっぱり同じなんですよね。
昔に比べたらブランドの数は何倍も膨れてるし、スタイルも様々。
だからここも選ぶポイントは2つで時間と心理的な満足。
時間っていうのは経験ですね。どんだけ服に興味があって服を購入してきたかで洋服を選ぶ時の考える時間っていうのも減らせるし。あとはあまり洋服自体買って無かった人は選び方すらわからないから、そこから考える必要がある。
家電と違って機能だけじゃなく、その服を着た時の周囲から見た自分、客観性とかも考慮しなきゃならないので。
心理的な満足は洋服好きな人は家電と同じ様に選んでたり考えてたりする事が楽しい。あとは単純に他の人から褒められたりすれば嬉しい。
ブランド物によっては身に着けてるだけで周囲に対してステイタスにもなる。まあこれはさとり世代の時にお話したブランドそのものの捉え方が変わってきているのですべての人には当てはまりませんが。
正直僕はあまり自分の関心が低い分野、家電や携帯は時間的なコストを減らしたい人です。
なのでここで洋服に関心が低い人やあまり購入してた経験が少ない人の時間的なコストを取りたい気持ちは分かります。
今、全身ファストファッションでもそれなりにまとまるし時間的なコストもかなり軽減されます。
しかーし!!ここだけは言わせて下さい。
洋服を着た自分は周囲への表現という部分でいったら時間的コストは1秒です。
もう一回言います。1秒です!!
だって好きな事だったり、趣味思考って相手に伝えるのは結構コストかかりますよ。時間的にだって相手に話さなきゃ伝わらない。話す時間や話し方、内容によっては伝わらない事も。
でも洋服だったらその服着て『こんにちは。』だけです。
ちょっとコツをつかめば誰だって自分の合う服が自分で選べます。
これって結構な価値じゃないですか?