今日はおしゃれについて考えてみたいと。
皆さんはおしゃれな人ってどんなイメージ何ですかね?
芸能人とかが分かり易いのかな?
そうですよね。結構お金も持ってるし、私服はこだわってる人もいそうですよね。
僕が考えるおしゃれな人は2つの条件があってこの2つを持ってる人がそーです。
自分なりの服の取り入れ方と着方が個性
1つめは個性。
個性と言うと奇抜なファッションをイメージし易いのですが、ここでいう個性はちょっと違います。
これには少し時代の背景が絡んでくるので説明しますね。
今は若干ですが、景気が回復しつつあると言われています。・・(ホントかな?)
で、ちょっと前なんかは不況で景気が良くなく、消費者の消費意欲も少ない状態でした。
そんな状態、世の中の中で企業は何とか消費者に洋服を購入して貰おうとし頑張りました。
その頑張りにより、安くて品質もある程度良い商品が登場してきます。
それが、ファストファッションと呼ばれる物。
代表的なものだと、ユニクロ、H&M フォーエバー21 らですかね。
一昔前だと、ブランド物のファッション=おしゃれ みたいな価値観がありました。
しかし、時代が変わりそういう価値観も薄れつつあるように感じます。
特に今の若い人達は生まれてからずーっと不況であり、洋服に限らず様々な安くて品質の良いデフレ商品という物に囲まれて生きてきました。
そういう状況を当たり前の様に生活していたので別に高いお金をかけてブランド物を買うよりは、ファストブランドの様に安くてもそこそこ可愛かったり、カッコいい服でも良いという考え方が増えていったと考えられます。
今でもファッション業界の先頭で流行を生み出したり、引っ張っていく存在がブランド(ここではパリ、ミラノなどでコレクションを展開してる物)であり、やはり価値のある物なのですが、昔の様にそれが全てでは無くなってきていますね。
一方でブランド物の価値を理解している人達にとっては、やはりブランド商品は価値の高い物。
要するに価値観が多様化された時代ですね。
そんな時代の中での個性とは?
それは゛何を着るか?゛ではなく゛どう着るか?゛
ファストファッションも一つ、ブランド物も一つ、それらの服を自分なりにどう取り入れて、どう着るか?
その人の取り入れ方や着方そのものが、その人の個性という事。
例えば全身ユニクロだったとしてもパッと見たとき全然そう感じさせない着方とか。
実は靴がブランド物みたいな。
それにはその人なりの工夫がされていて、その工夫に個性を感じます。
物が溢れすぎている時代だけに、個人がどう着るか?が個性を問われるのかなと。
相反する個性と共感のバランス
もう一つが共感。
これは読んだそのままの意味ですね。
『あの人の格好良いな』とか『色の使い方おしゃれだな』とかですかね。
周囲の人が見てイーなーと感じる服とか服の着方です。
個性のお話しましたが、それがあまりにも強いと周囲に理解されません。
そーなると、個性ではなく奇抜とかになってきてしまうのかなと。
やっぱりおしゃれは自己満足な部分はありますが、個性=おしゃれだったら変な格好すれば何でもおしゃれみたいになっちゃいますからね。
それは違うのかなと。
余談ですが、今はフェイスブックやツィッター、ラインなどのSNSの普及で誰とでも繋がり易くなっている時代です。
この時代背景も共感という物に密接に関わって来てますね。
それで実はこの2つの要素って相反するんですよね。
矛盾してる様なのですがこの2つの要素をうまく兼ね備えている洋服の着方をする人がおしゃれな人。
バランスとも言います。
当然、個性の受け止め方も人それぞれなので、自分では個性的とかおしゃれと思ってたら違ってたとかあります。
ある人には良いと思われても違う人には奇抜に思われるという事も。
でもおしゃれな人はその周囲の受け止め方すらも把握した洋服の着方をしてしまいます。
仕事の場面、結婚式の場面、プライベートの場面、TPOってヤツですね。
この辺もバランスですかねー
まとめるとおしゃれな人は自分の服装の個性を共感させる事が出来る人です。