今日は流行についてお話します。
流行の広まり方は3段階
皆さんはファッションの流行という物をどういう風に捉えているのでしょうか?
流行っていて皆が着てる服?
確かにその通り。しかしその流行の広まり方を考えると一概にそれが全てでは無いんですよね。
流行の広まり方には段階があります。
ザックリ簡単に言うと3段階で
流行を広める人 流行に乗っかる人 流行に無関心な人
です。
流行を広める人は文字通りファッションの最先端な物を作っていたりそういう情報を発信したりしてる人です。
実は流行はある程度決められている部分があります。
流行のカラーを予測して決める団体があって毎年2年先の流行色を会議で決めています。
また、素材も同様で素材メーカーが開発した1年後の物を発表しています。
これらを使って世の中の洋服を作る会社やデザイナーが服を作って一年後の洋服を発表します。
パリ、ミラノ、ニューヨーク コレクションが有名です。東京コレクションもありますよ。
色とか素材とかよりもこのコレクションショーを見ればある程度は予測できるという事です。
ここで言う広める人はこういうファッション業界の人というのもありますが、洋服が好きでファッションに非常に敏感な人の事を言います。
いち早く最先端の物を身につけて着たいという人達ですね。
そういう服を着て街に出るという事も流行を発信している事になります。
ちなみに人と洋服がかぶるのがイヤという人達です。
こういう人達がパラパラ増え始めて次の流行に乗っかる人達がその流行を取り入れていきます。
そして最後の流行に無関心な人はファッションにあまり関心が無いのであまり服を買いません。
だから3~4年前位の服を着まわしています。
3~4年前の服は完全に時の流れから置いてかれている服なので間違いなく古臭く見えます。
流行遅れというヤツですね。
ちなみにこういう人の中にも俺は人とかぶりたくないとか流行に乗っかってみんなと同じ服を着るのがイヤという人がいます。
こういう人達はさっきの流行を広める人達の洋服がかぶるのがイヤというのとは性質がだいぶ違います。
何が最先端でどんな物が今流行しているか?
分かってる人とそうでない人との違いです。
こうやって世の中の流行というのは形成し流れていってる感じです。
かなりザックリめでの説明ですが・・・
『でも常に洋服の事に関心ある訳じゃないから流行とかよく分からない!!』
そうですね。確かに。
全ての人がファッション業界で仕事してる訳では無いですからね。
ただ別に流行を調べたりする必要はありません。
今、その足でそのまま洋服のお店に行けば分かります。
少し極端ではありますが、お店の店頭に並んでいる洋服=流行の服 って考えてもらえば間違いないです。
お店側の立場で考えた時に流行が遅れた物を商品として出しても売れないし他のお店も同様な事を考えているからです。
何で変に慣れないファッション誌見て勉強したりする必要は一切ありません。
逆に変な方向に行ってしまう可能性もあるので。
最低でも年に春夏1回、秋冬1回の計2回洋服の買い物していれば流行遅れにはなりません。
今はユニクロやH&Mの様なファストファッションでも流行をしっかりと意識した服を展開しているので。