今日は洋服の組み合わせ、コーディネートについての考え方です。
服の組み合わせって超重要です。
基本的に洋服は一枚で着る物ではなく服と服を組み合わせる物ですから。
当たり前の事なのですがその当たり前の事をよく分かってるのかな?という出来事があったのでそれを交えてお話します。
ファッションコーディネートは服装を一部分で考えてる
この記事のキッカケみたいなのをお話すると前にもブログで登場した会社員から独立してフリーになった友人のT君とお茶してる時なんですよね。
その時の会話がこんな感じ。
T君
『ねーねーEiichiさん。このグレーのジャケットべっしーさんにオススメされたヤツでしょ?これの中にさーボーダーのTシャツとかアリかな?』
Eiichi
『えーとその場合さ、下のパンツはどんなの履くの?今履いてるジーンズ?あと靴は?』
T君
『そーだね。パンツはジーンズが多いから。靴はやっぱり今履いてるこのスニーカーかこの間買ったスリッポンかな。』
Eiichi
『スリッポンはこの間言ってたヤツね。色は?』
T君
『つま先が紺で踵が赤いヤツ。』
Eiichi
『あーアレね。うん、今言ってた服と靴の組み合わせならほとんど合うと思うよ。』
Eiichi
『色もインナーに使うヤツなら何でもアリでしょ』
T君
『何でもアリってべっしーさんテキトーでしょ?真面目にやってよ。』
Eiichi
『いやいや大真面目ですよ。その着てるジャケットもジーンズも靴も色がグレーに紺に白でしょ。無地の。そんな鉄板のベーシックな組み合わせのインナーなんか何でもアリだよ。』
Eiichi
『インナーはさ全体で見た時に見える割合が少ないでしょ。そんで全体がシンプルな色なんだから別に何合わせても変にならないんだよ。元々見える部分が少ないんだから。』
T君
『へーそういう事か。なるほど、何か今言ってる事専門家っぽいね。納得。』
Eiichi
『一応専門家なんすけど・・』
まーこんな会話をしてて思いついた訳です。
この会話で何が言いたいのかといいますとですね。
服のコーディネートを一部分でしか考えていない人が多いなーって感じたんです。
T君もそうですが
『このパンツにこの靴は合いますか?』とか『この上着なら下はどんなのが良いですか?』みたいな質問をよく受けます。
そーじゃないんですよね。
服のコーディネートって全身、頭からつま先までトータルで考える物なので一部分をクローズアップして質問されてもしょーがないんですよ。
だからいつも聞き返しちゃいます。
『その場合の上着や中に合わせる物は?』みたいに全身でどんなコーディネートになるのかを。
そうやって全身をイメージしながら考えないとコーディネートとは呼べないので。
スマホで写真をとるじゃないですか。
例えばこの人のファッションはどー思う?ってその人の写っている画像を見せられた時に
その画像にジャケットと中に着てるインナーしか写ってなければコメントに困りますよね。
いやいやちゃんと全身写してよ。ってなりますよね。
そう考えるとさっきみたいなワンポイントの質問は服のコーディネートが全身の組み合わせから考えるという事をよく分からないのかなーとか思っちゃいます。
なんで服に合う物という事を考える時はスマホで全身を撮るイメージで考えて下さい。
上半身だけズームして撮されていても分かりません。
上半身はOKでも下半身がダメなら全体がダメです。
コーディネートはそういう物ですから。