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今回は重ね着についてお話です。
皆さん、今の時期なら当たり前の様に服を重ねて外へ出かけると思います。
寒いですからね。
重ね着はその重ね方、着方で自分のファッションの印象が全く違ってくると言っても過言ではありません。
今回はそんな重ね着をオシャレに見せるポイントやコツをご紹介します。
重ね着のコツ 1 見える部分
今回もスナップなどを使って分かり易く解説するつもりですが、まずは最初に重ね着をする上で重要なポイントのお話をします。
重ね着は基本的にトップス(上半身)で行う物になります。
ちょっと前にボトム(下半身)の重ね着でハーフパンツの下にレギンスみたいなのが一部で流行りましたが、今は殆ど見かけません。
なのでここではトップスのみに焦点を当てで話を進めていきます。
まずは重ね着を構成するトップスのアイテムから。
アウター+インナー+インナー
まあ、これが殆どの組み合わせですね。
そしてここで重要なのが重ね着させたアイテムの見せ方や見え方
例えばコチラ
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白シャツに丸首のスゥエットの重ね着コーデになります。
次はコチラ
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2つの重ね着スナップの違い分かりますか?
下のニット帽のスナップの人は同じ様に白シャツに丸首スゥエットを重ね着していますが、中の白シャツが微妙にスゥエットの裾から出ていますよね。
こうする事で上のスナップの着こなしよりもよりラフでカジュアルな印象になります。
このように重ね着は組み合わせる服の見える部分が襟だけなのか?裾も出して見せるのか?
などの見える部分が凄く重要になってきます。
また今回のシャツの例であれば裾を出すとしてシャツの裾の長さは?とかそれに対して上に重ねるスゥエットの裾の丈の長さは?
など見せる丈の長さなども重要。
更にその上からアウターをはおる場合、そのアウターの丈の長さも考える必要があります。
以上が重ね着で重要なポイント、゛見える部分゛になります。
重ね着のコツ 2 パーカーなどのフード付きアイテム
パーカーなどのフードが付いているアイテムはそのフードがポイントになります。
ポイントといってもさほど難しい物ではなくオーソドックスなパーカーの重ね方としては上記の画像のようなインナーにパーカーを着てその上からアウターをはおるといった着こなしになります。
この重ね着されアウター襟から背中にかけて出されているフードがポイントになります。
フードが既に露出されているので例えば画像のようにアウターのボタンを留めても良いでしょう。
注意点としてスゥエット素材の厚みがあるパーカーなどはボリュームがあるので上からはおるアウターのシルエットやサイズ感があります。
インナーにボリュームがあってアウターが小さいと、重ね着した時にかなりパツパツになってしまいます。
なのではおるアウターをゆったりしたシルエットや大きめのサイズにするのが1つ。
もう1つはインナーのパーカーをボリュームがない薄手の物にするというのもあります。
上記の画像はインナーに薄手パーカーのを着ています。
これはパーカーに限らず重ね着する服全てに言える事です。
重ね着のコツ 3 カラーコーディネート
重ね着する時の色合わせもそれ程難しく考える必要はなく服をコーディネートする時の色合わせと同じような考え方でOKです。
このブログでカラーコーディネートの事も詳しく説明していますが、基本的には ベーシックな色+アクセントになる明るい色1色まで です。
ベーシックな色とは 黒、グレー、紺、白、茶 などでアクセントカラーとなる明るい色はそれ以外のカラーを指します。
ベーシックな色の組み合わせはそれ同士であればアウター、インナー パンツ、どのアイテムにどの色が着てもバランスの良いコーディネートになります。
気を付けなければならないのが使う色の数。
重ね着を行う場合着る枚数が多くなってきますが、それに伴い使う色を増やしすぎるのは✖
洋服のカラーコーディネートは使う色が増えてくる程難易度が上がるもの。
なので組み合わせる色の数を3~4色に抑えるとバランスが良いカラーコーディネートになります。
インナーに柄物のシャツをきる場合も同様でシャツの柄の色と同じアウターやパンツなどにすると使う色の数が抑えられますし、全体のカラーコーディネートバランスも良い物になります。
洋服の色合わせに関してはこちらにも詳しく記載していますので分からない人は必ずこちらにも目を通して下さい
超簡単!!誰でも5色の服で出来るメンズファッション色の組み合わせ方
色合わせのポイントが重ね着して番下にくるインナーの色
この色が黒や紺などのベーシックカラーでも問題ないのです。
しかし1番下に重ね着する服は露出される面積が全体の服のコーディネートの割合に比べるとかなり小さい面積になります。
要するに目立たないんですよね。
なんで1番下に着るインナーは明るいアクセントとなるカラーが目立ちます。
どんなに色が明るくても露出される部分が少ないので、相手に派手な印象を与える事もありません。
まさに全体のコーディネートのアクセントになりうるんです。
それでも明るい色に抵抗があるのなら1番下のインナーの色は白がオススメ。
白であれば明るいカラーでなおかつベーシックなカラーなので何でも合わせらる万能ぶりを発揮してくれます。
どう合わせて良いか分からない人はまずは白シャツなどの重ね着からがオススメですね。
スナップ解説
まずはオーソドックスなシャツを使った重ね着から。
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こちらは殆ど説明不要と言っていい程オーソドックスなシャツとニットにジャケットの重ね着。
シャツの裾は出さずにパンツにしまっている重ね着の仕方です。
こういうふうにシャツの襟だけ出して裾をしまうコーディネートはキッチンとした印象になります。
なのでジャケパンスタイルでは基本ですし、ビジネスでも対応できる重ね着の仕方です。
まあこれは鉄板の間違いない重ね着の1つですね。
ちなみに最近の流れですと重ね着するニットやスゥエットは丸首の形が主流になってきてますね。
なんか僕は個人的にはVネックが少しだけ古臭く感じます。
決して無しではないですが。
あと、合わせるシャツも無地で白シャツが多いですね。
勿論チェックシャツなどの柄シャツの襟を出すのもアリです。
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次がコチラ。
レザージャケットに白シャツ、丸首のシンプルなグレーのニットとという重ね着。
全体的にシンプルなコーディネートですね。
重ね着のポイントは先ほども話に出ていたシャツの裾の部分ですね。
こちらはシャツの裾をチラッと出して見せています。
このコーディネートの重ね着がバランス良く見えるのはアウターで着ているレザージャケットの丈にあります。
よく見て下さい、ジャケットの丈がシャツの裾よりもやや短くなっています。
シャツの裾を出す場合、その上にはおるアウターの丈とのバランスが重要です。
この場合、アウターの丈がシャツの丈よりも短いか同じ位がベスト。
アウターの丈がシャツの丈よりも長くなると野暮ったく見えます。
チェスターコートなどの膝丈で明らかに長い丈の物は別ですが。
シャツの裾を出す重ね着はこなれた印象でオシャレに見せる事が出来ますが、はおるアウターの丈は注意です。
photo by fashionsnap-freaks.net
次の重ね着はジャケットに丸首のニットにタートルネックカットソーの重ね着。
これはシンプルで難易度も高く無いのでオススメの重ね着ですね。
下のタートルネックはカットソー素材というのがポイント。
このタートルネックカットソーと丸首ニットの組み合わせ、スナップではジャケットで合わせていますがアウターなら何でもOKと言っていいくらい万能の重ね着の組み合わせです。
色は上着る丸首のニットはお好みすが、タートルネックの方は白か黒のどちらかがオススメ。
ちなみにタートルネックの裾は出さない方が良いですね。
ちなみにこの組み合わせはユニクロとかで両方購入出来ちゃうので便利です。
photo by mulpix.com
こちらはチェスターとパーカーの重ね着。
最近はパーカーを着る人があまり見かけないのでトレンドとは言い難いですがそれでも定番のアイテムになるので載せました。
重ね着するのであればチェスターコートがトレンドどストライクなので良いですかね。
この場合下に着るパーカーのシルエットがゆったりだったりすると重ね着しづらいのでパーカーのシルエットは重要ですね。
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次はコチラ。
チェックのブルゾンにニットセーターにデニムシャツの重ね着。
更にストールも重ねて巻いてます。
この重ね着コーデ、何が良いって全体のバランスが非常に良いです。
先ほどもシャツの裾を出すコーデの話をしましたが、こちらも同様でデニムシャツの丈に対してアウターの丈がやや短めになっています。
基本的に重ね着するのに1番簡単でオシャレに見せる方法としては
1番下に着ているインナーから順番に丈の長めの物を重ねていくやり方です。
例えばアウター+ニット+シャツの重ね着の場合、1番下のインナーに来るのがシャツになります。
これを1番長めの丈に。
そしてニット、アウターという順番で1番上に着るアウターの丈を1番短めにします。
そうすると重ね着の見た目のバランスが非常に良くなりかなりのオシャレ上級者に見られます。
このスナップの場合ニットはアウターに対してやや短めで残念ですがそれでも好バランスですね。
このストールまで巻いてボリュームあるトップスに対してのパンツやシューズのチョイスも凄く良いです。
ここまでトップスにボリュームがある場合はパンツは細身にするか細く見せる裾が絞ってある形のテーパードシルエットがベスト。
そして更にシューズにボリュームがあるハイカットのスニーカーも◎ですね。
いやーボトムの話するつもりなかったんスけどついしちゃいました・・
photo by browsa.se
レザージャケットに白シャツとシンプルな重ね着。
アウターとインナー2枚の重ね着ですがやはりそれぞれの丈の長さに注目していただけると何故オシャレに見えるのかが分かって来ると思います。
重ね着のコツ まとめ
いかがでしたか?
重ね着というと、シャツとニット コートにパーカーなど組み合わせるアイテムにどうしても目がいってしまうと思います。
それはそれで重要なのですが。
ただ、そのアイテム同士で組み合わせた時の゛見える部分゛が全体のバランスを考える上で非常に重要というお話をしました。
是非皆さんも゛見える部分゛をポイントにオシャレな重ね着にチャレンジして下さい。
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