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今回は『俺センスないんだよね・・』と嘆く方向けのお話です。
ファッションセンスに関しては以前の記事にも書きました
⇒ファッションセンスを身に付けたいと思ったら真っ先に用意しなければならない必要不可欠なアイテムとは?【メンズ】
もしまだ読まれていなかったら読んでみて下さい。
結局センスないはただの思い込みです。
その一言でせっかくファッションに対して前向きになった姿勢を打ち砕くのはあまりにも損です。
という事でまずはこれを用意すれば服装改善の第一歩という物のお話をします。
ファッションセンスは服の組み合わせ方
例えば何かのキッカケで自分の普段の私服などを変えたい、見直したいと決意します。
その場合一体何から見直せば良いのでしょうか?
ネットでファッションサイトを検索します
・・・・・よく分からない・・・
ファッション誌を読んでみます。
・・・・・よく分からない・・・
チラッとと洋服のショップを覗いてみます。
・・・・・よく分からない・・・
・・・『俺ってセンスないだよね・・』
・・・
・・・
・・・
・・終了・・・・
そーじゃないんですよ。
前回も言いましたが、ファッションのサイトもファッション誌もショップも単純にある程度の経験値が付けば見慣れてくる物です。
世間でセンスが良いとか言われている人は洋服を見たり、着たり、購入したりの経験値が多いだけです。
当然、イタイ格好をして失敗も経験しています。
そこから学んでいる人達で、それだけです。
で、別に経験や失敗する必要はありません。
そうならない為にこのブログがある訳ですから。
ではまずは自分の服の何処に注目するのか?
その前に服装コーディネートとその見え方の説明を簡単にします。
服装コーディネートとは頭から靴まで全てトータルで考える物です。
人と会った時にジャケットしか視界に入らないとか無いですよね。
必ず全身で見る物ですし見られる物です。
全身での服装を考えたときにパッと見で相手に伝わるのが服の色と、デザイン、シルエット。
この中で一番相手の印象に残るのが色とその組み合わせ。
次が服のデザインとシルエットです。
デザインとはジャケットやパーカーといったアイテムでポケットが多いとかチャックがついているといったでティールになります。
シルエットは簡単に言うと服が細いか太いかという2つ
この場合、実際に細いのもそうですが、細く見えるというのも含まれます。
これらの要素は上着と中に着たインナーの服、パンツ、シューズの1つ1つに備わっております。
それらを全て組み合わせた全身が相手の見え方という事になります。
服装がオシャレとかセンスがあると言われている人はこの組み合わせ方が上手い人達です。
経験して失敗して組み合わせ方が上達してるだけです。
つまりファッションセンスは服の組み合わせ方になります。
ファッションセンスで重要なボトム
何も分からない状態から先ほどの要素を考慮して服の組み合わせを考えるとか無理です。
そこでオススメしたいのがパンツから考えるという事です。
パンツは下着のパンツじゃないですよ。
上着の下に合わせるパンツです。
ボトムとも言います。
先ほど言った組み合わせ方をバランスを取るとも言います。
このバランスは慣れてこなければ取りようがありません。
そこでパンツという事になります。
理由を説明していきますね。
まずは色とその組み合わせ
一番相手の印象に残る要素ですがそれ程難しく考える必要はありません。
黒、紺、グレーなどベーシックな物同士を組み合わせれば特に変な印象を与える事はありません。
逆に言うとこの色はあまり印象にも残りにくいのですが、いきなりオシャレに見せるというようなハードルを高めに設定すると失敗するのでオススメしません。
パンツ単体で考えるなら最初はベーシックな色が一番ですね。
次にデザインとシルエット。
ここが一番伝えたい部分でもあります。
まずデザインはシンプルな物が一番です。
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このようにポケットや装飾の紐などが着いたパンツは好みが大きく分かれるので最初に選ぶ物には向いていません。
これはデザインが複雑なパンツと言えます。
そしてシルエット
これは細く見えるスキニーシルエットやテーパードシルエットのパンツがオススメです。
どちらもウエスト周りはゆとりがあって膝から裾にかけて細くなっていく形のパンツになります。
こんな感じです。
基本的にスキニーパンツの形もここに書いてあるテーパードシルエットのパンツとほぼ同じです。
違いはスキニーの方が全体的にやや細く作られているという事ですね。
パンツの形はコチラに詳しく書いています。
⇒デブってる人もガッチリの人もファッションで悩み解決!!体型を細く見せる魔法の形のパンツとは?
ファッションセンスが良く見える服のバランスとは?
細いパンツや細く見えるパンツをオススメするのには理由があります。
昨今のメンズファッションの流れで流行というか定番になってきているのが体型細くスッキリ見せる服の組み合わせ方です。
この見せ方は今後も殆ど変わりません。
これはファッションセンスが良く見える服のシルエットバランスとも言えます。
そしてこの見せ方には大きく3つの組み合わせ方があります。
ゆとりがあるトップス(上着)に対して細いボトム(パンツ)のYラインシルエット。
細いトップス(上着)に対して細いボトム(パンツ)のIラインシルエット
細いトップス(上着)に対してゆとりがあるボトム(パンツ)のAラインシルエット
コチラになります。
この組み合わせで考えると細いパンツが1本あるとYラインIラインどちらにも使えるのでバランスが取り易いという事です。
パッと見た時に一番目立つのはトップス(上着)になります。
服装を全体で考えたときに占める面積の割合が一番多いので当然です。
しかし、一番バランスの悪さが目立つのはボトム(パンツ)になるんですよね。
パンツ自体に注目される訳じゃなく、パンツのシルエットが中途半端な為に全体の印象が野暮ったく見えてしまうんですよね。
なんで『センスがない・・』じゃなくてバランスの取り方に慣れていないという事なんです。
パンツがスッキリしたシルエットならばその他のアイテムがイマイチだとしても全体の印象もそれ程チグハグにはなりません。
パンツのシルエットは全体のコーディネートの印象に直結するので一番最初に着手すべき部分です。
オススメのパンツ
一番最初に購入するならばコチラです。
ユニクロ MEN スキニーフィットテーパードジーンズ(Air)
photo by http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/14340500001
¥3990+消費税と値段はかなりリーズナブルになっています。
色は黒や紺、白、ちょっと使い古したユーズドウォッシュなどがありますが、オススメは黒と紺の加工無しの物。
ユーズドウォッシュ加工の物はちょっと安っぽい感じがします。
注意したいのが裾。
裾は直立した時にシワにならないように丈を詰める事。
それかロールアップ。
ロールアップも流行りから定番になりつつあります。
photo by otokomaeken.com
こんな感じで裾をくるぶし丈にロールアップするとスッキリ見えます。
足首は足の中でも一番細い部分なので露出する事で足がスッキリと細く見える効果があります。
ソックスはくるぶし丈のスニーカーソックスがこれからは良いですね。
ユニクロのホームページでスタイリングを見ても殆どがロールアップでコーディネートされてました。
ユニクロをオススメする理由
まずは単純に値段がお手頃という事ですね。
お手頃の割にはシルエットもまずまずです。
まずまずと言ったのは理由があってユニクロはターゲットとしてるお客さんの層がマス層と呼ばれる一番人数が多い客層だからです。
そうすると幅広い年齢層とニーズにどうしても商品を合わぜる得ないんですよね。
よく言うと誰にでも受け入れられ、悪く言えば無難といった。
マス層に関してはコチラに詳しく書いてます。
⇒着るとオシャレに見える!?ユニクロ&ルメールとファッショントレンドとの意外な関係
だからこそ最初にピッタリなのですが。
勿論この他にも良いブランドでシルエットの綺麗なスキニーパンツやテーパードパンツはいっぱいあります。
ただし最初からブランドネームだけで選んでしまうと必ず失敗します。
そのブランドを高いお金を払って購入した事に満足してしまうからです。
そうすると先ほど説明した服のシルエットなどの要素が見えにくくなります。
たまーに聞いてもいないのに『俺、特にブランドとかにこだわりが無いから』とか言っちゃう人います。
そーいうの聞くとメッチャこだわってんなーって思っちゃいます。
美味しいラーメンを作る店主は自分で『俺の作るラーメンは最高に美味い』とか言いません
イケメンは自分で『俺イケメンだろう』とは言いません・・これはたまにいるかも(笑)
言う必要が無いからです。
ブランドにこだわってない人も同じでいちいちそんな事言わないし、そんな話も聞きません。
聞かれて答えるのとは別ですよ。
そうなると、ブランドを持っている=オシャレみたいな勘違いに陥り易くなってしまいます。
洋服好きな人は別として、大体の人はパッと見の服装は興味ありますが、その服の内側に付いてるブランドタグまで興味ありませんから。
そーいう意味も含めて最初はユニクロからがオススメなのです。
あ、でもブランド否定してる訳じゃないですよ。
僕は好きなブランドもありますし、ユニクロも着る人なので。
慣れないうちは、ブランドだけで服を選ぶのは危険という話です。
で、ユニクロのパンツを起点というか基準にして良いブランドと比較しながら次に取り入れる物を考えていけば良いのです。
比較しながら良い部分や違いを感じる事が重要です。
そうすれば変に高い服を買って失敗せずにすみます。
ユニクロであったら例え失敗したとしても金額的な被害は最小限に抑えられますから。
という事でまとめますと
『ファッションセンスがない』ではなく経験値が少ないだけ。
最初に着目すべき所はボトム(パンツ)
バランスを考えてスッキリ見えるパンツを選ぶ
最初に購入すべきパンツはユニクロのスキニーデニム
ユニクロと比較しながら次をチャレンジする
ですね。
一応ユニクロのサイトも載っけときます。
http://www.uniqlo.com/jp/
今日は以上です。