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今回は大人の夏のメンズファッションについて。
夏場は季節的にも薄着になりコーディネートを安易に考えがちです。
しかし相手に与える印象を考えると季節が夏であろが冬であろうが関係ありません。
そんな夏のファッションを考える上で簡単かつ誰でも直ぐに大人っぽくオシャレに見せるファッションのポイントをお話しします。
安易な夏のメンズファッション
まずそもそも何で夏のファッションが安易なの?からなのですが
これは単純にコーディネートするアイテムが少ないからです。
Tシャツに短パンにサンダルで過ごせてしまいます。
靴を合わせても着る服は3つだけ。
なのでこの3つの組み合わせ方次第で相手に与える見た目の印象が決まります。
安易というのはこの組み合わせ方の事です。
しかし、楽だからという理由で上記のような組み合わせのファッションをしてしまえば印象は子供っぽさや野暮ったさといった物になります。
なのでここではまず大人っぽく見せる為の最低限のポイントをお話します
1 無地で統一
無地というのは柄なしの洋服の事です。
昔友人にこんな事を言っているヤツがいまして
『Tシャツを買う時にどうしても何かしら柄とかプリントとか文字が入っている物を買ってしまう。』
理由を聞くと
『そういうTシャツは無地に比べるとちょっと凝ってるから同じようお金を払うなら無地だと勿体無いと思ってしまう。』
気持ち的には分かります。
確かに無地よりかはプリントやロゴ物は何かしらの手間がかかってる印象ではありますから。
ただその話とそれを着た時の相手に与える印象はまた別の話。
夏場に着るTシャツは1枚で着る服なので、その柄やプリントが相手に与える印象はかなり強くなります。
そしてその選んだプリント柄やロゴは自分のセンスとして相手に伝わります。
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この選び方にはある程度の目利きが必要になります。
数あるプリント柄やロゴの中には大人っぽいやオシャレな物も沢山あります。
しかし、それ以上に子供っぽかったりヘンテコに見える(自分は結構イケてると思ってる)物も沢山ありそれを着てしまう可能性があります。
無地であればそういったリスクは避けられます。
また、流行という視点で見た時もこの無地なシンプルなファッションはまだまだ継続されています。
柄物が流行ると言われていましたが街で見かける人や洋服のショップで売られている服はまだまだシンプルな物が多いです。
2 色を限定させる
夏になると季節的に皆、開放的な気分になります。
特に女性はそういった傾向が強くレディースのファッションでも明るい色や柄が多く売れています。
しかしそれをそのまま男性に当てはめて考える事は危険です。
明るい色や柄はカジュアルで子供っぽい印象を与えてしまいます。
そういった色を使うなという意味ではありません。
そういった明るい色や柄を使ってコーディネートを大人っぽく見せる事は難易度が上がるという事です。
コーディネートはバランスと良く言われます。
これは簡単に言うと洋服選びで色々気を配る所が多くなるという事です。
そしてその細かくなった気を配る部分はある程度の経験と知識が無ければ気付く事が出来ません。
なのでここではそこまで考えず簡単に大人っぽくオシャレに見せる色の配色をご紹介します。
その色は
黒、紺、グレー 白 です。
この4つの色はどう組み合わせてもある程度コーディネートを大人っぽくオシャレに見せてくれる万能色です。
上に着る服が黒で下が白、上がグレーで下が紺、上が紺で下が白。
この4つの配色であれば何でも合う組み合わせです。
コーディネートをこれらの色に限定する事で簡単かつ大人っぽい服装に見せる事が出来ます。
ちなみに最近定着化してるスニーカーに関してもここで言う色を当てはめて考える事がオススメ。
スニーカー自体はカジュアルでスポーティーな印象のアイテムです。
なので履けばそういった要素が印象に加わります。
さらにそこからカラフルな明るい配色まで加わってしまうと、全体の印象もカジュアルさや子供っぽさが増してきます。
なのでスニーカーの配色もここで紹介した黒、グレー、紺、白がオススメです。
更に配色もシンプルに1~2色だとベスト。
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こんな感じですね。
3 パンツを細身に
これは細いパンツを選ぶという事ではなく細く見える形の物を選ぶという事です。
理由として全体のシルエットに関係してきます。
服の形も大人っぽさや子供っぽさが関係しています。
ゆったりした形はカジュアルで子供っぽい印象に。
細めは逆で大人っぽい印象。
つまり自分の体型を細くスッキリ見せる事が大人っぽいオシャレな印象になります。
体型を細く見せるには上着とパンツの形を考え、更にその組み合わせ方も考える必要があります。
この組み合わせ方の代表的な物の図がコチラ。
パンツを細身にすると図で言うYシルエットかIシルエットに必ず当てはまります。
つまり、上着はゆったりか細身かどちらかになるので細身のパンツを履くだけで体型をスッキリ大人っぽく見せる事が出来るのです。
ちなみに短パン、いわゆるショートパンツやハーフパンツにも形が細身やゆったりはあります。
しかし、これらのパンツ自体がカジュアルな要素が強くやはり大人っぽく取り入れるのにはバランスを考える必要があるのでここではオススメしません。
最後に3つのポイントを抑えたコーディネート事例
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色を白、黒のモノトーンにしてパンツのシルエットも細く見える物を選んでます。
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全身を紺1色に統一させたワントーンカラーのファッション。
ワントーンとは全身の色を1色のみ、もしくは同系色で統一させるファッションコーディネートの事です。
画像の様に上下が細み×細みのIラインシルエットがハマります。
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タイトル画像の人。
パンツを白にするだけで大人っぽさにオシャレさも加わります。
画像はシャツですがTシャツでコーディネートしてもアリ。
白いパンツの場合、上に着る服が黒だとありきたりなので画像の様に紺やグレーを使うとこなれたオシャレ上級者に見えます。
まとめ
最後に簡単に出来る大人っぽい夏のメンズファッションのポイントをまとめます。
1 服は全て無地で。
2 色を黒、グレー、紺、白で統一
3 細身のパンツ選び
是非参考にしてみて下さい。