今日はコンプレックスについて。
コンプレックスって程度は個人差ありますけど誰でも1つは胸に秘めてる物ですよね。
内容は人それぞれで他人が聞いたら以外と大したことなかったりするんですよね。
そして僕自身も昔、沢山コンプレックスがありました。
当時は色々悩みましたね。
今考えるとそれ程大した事では無いのですが、それはそのコンプレックスを乗り越えたり克服したかたかもしれません。
そんな僕が自分のコンプレックスをどう乗り越えたかをお話します。
イケメンに囲まれて生まれたコンプレックス
まず僕のコンプレックスですが昔から外見的な事が多かったですね。
まず髪の毛がくせ毛の天パーでそこが嫌でしょうがなかった。
小学生の頃、スポーツ刈りっていう坊主ベースに前髪がチョロチョロ生えてきたみたいな謎の髪型でしてこれが本当に嫌だった。
よく坊主だった野球部員が卒業と同時に反動で髪伸ばすとか言うじゃないですか?
まさにそれでサラサラの髪型に憧れてたんですね。
で、中学生になって伸ばし始めるんです。
でも当時流行ってたUNOのサラサラムースを何回付けてもベタベタするだけで何で俺は友人たちの様にサラサラにならないんだ?って思ってて。
そこで自分がくせ毛の天パーだって初めて気付いたんです。
そんなUNOのムースでベタついた髪の毛を見てヒョロだのワカメだの言われてかなり嫌でしたね。
頭がち○毛
とかいうヤツもいまして。
酷いもんですよ。
でも今考えると中学生っぽくてちょっと面白い 笑
もう1つ。
いつも何故か側に超絶イケメンがいましてこれでグサッときた事が多々ありました。
中学校の時は学校のバスケ部が毎年全国大概に出場する様なスラムダンクの様な名門校でして、同じクラスで仲良かったグループがそのバスケ部のレギュラー3人。
流川、三井、仙道 みたいな。
もちろん女子人気は半端無いです。
で、僕は フクちゃんですかね。
皆さんフクちゃん知ってますか?
まあ、知らなくてもいいか。
とにかくその3人に比べたら僕は知らなくてもいい存在の様な物でしたよ。
それでも気が合うのでよく4人でつるんでました。
そんなスラムダンクの3人だから一緒にいると女子が寄ってくるんですよね。
で、僕はというと『ワカメに用はない』的な扱い受けてて。笑
一回、4人でいたら写真撮らせてって女子が来て撮ってたんですけどね。
『なんでEiichiが一緒に写ってるの?』的な事を言われて、まあやっぱりヘコみましたよ。
この3人の友人には全く非がないですよ。
むしろ逆で気を使ってくれてたりしてて。
まーそれはそれで複雑でしたけど。
アパレルで働き始めた時も僕が入った店は皆イケメン揃いでした。
揃いっていっても僕合わせて3人の小さなお店でしたけど。
入ったばかりの僕は洋服なんて全然分からなくて、当然格好もダサくて今考えるとよく入社出来たなって思います。
そんなんだから全然服が売れないダメ店員で横で楽しそうにお客さんと話してるイケメン先輩が羨ましかった記憶があります。
自分の見た目や服装がこんなんだから売れないんだって先輩と比べて勝手にへこんでましたね。
振り返ると人と比較的して勝手にヘコんでたって感じですかね。
自分の外見は劣っているっていうコンプレックス。
今考えると自分というか周囲がイケメン過ぎただけなんですけどね。
そこと比較して考えてもしょうがないんですけどね。
よく人と比較してもしょうがないなんてアドバイスあるじゃないですか。
それはそういうコンプレックスを乗り越えた人だから言える事ですよね。
あの人はオシャレとかあの人はダサいとか、あの子はタイプとかそうじゃないとか自分がそう見る様に他人もそう見てる訳ですよ。
そうやって今まで生きてきたのに、急に自分の都合の悪いところだけは比較しなくていいなんて意見は悩んでる当事者からしたらやっぱり難しい提案です。
少なくとも当時の僕はそう思ってました。
コンプレックスを逸らす
じゃあどうやってコンプレックスを乗り越えたのか?
乗り越えたというのは結果的に今だから言える事で、自分が悩んでた当時はそういう感覚ではないですね。
学生の頃はイケメン集団に囲まれて逆に自分はビジュアルでは勝負出来ないというか、あまり秀でてないなというのに気付けたんですよね。
早い段階でそれに気付けたのも今思えばプラスだったのかな。
ある時友人達とカラオケに行った時に歌が上手いって誉められた事がありまして。
専門学生やってた頃はカラオケ屋でバイトして歌を練習してました 笑
バイト先のカラオケ屋がいい感じのユルいとこで、たまに営業終わったら部屋を使わせてくれてて。
何ですかね?専門学生の時もやっぱりつるんでた友達にはイケメンがいました。
自分で言うのも何ですが、カラオケ行ったら、その場はイケメンよりも歌を上手く歌えてて。
カラオケ行ったら俺が一番みたいに勝手に思って優越感に浸ってました 笑
販売員の時はブランドの服を買って着てた事ですかね。
僕はブログでも ブランド=オシャレ ではない 的な事を言っていますが、これは自分がそうやって調子に乗ってたからっていう反面教師です。
実はそうやってブランド服着てたっていうのは理由があって、それが自分のコンプレックスなんですよね。
自分の周りにイケメン店員がいて洋服の着こなしもオシャレでそれに対して自分は何一つ勝る物や誇れる物がなくて。
おまけにそんな感じだからお客さんにも相手にされず商品が売れない仕事にならない。
要は自分に自信が無かっただけなんですけど。
だからすがるようにブランド物を買って着てました。
流行を生み出してるコレクションのトップブランドを身に付ける事でそんな周囲の人達と同等になれた気がして。
そうでもしないと自分自身が情けなさすぎて嫌になってしまってました。
で、自信まで行かないけどそういう服を着てる俺はオシャレなんだってやっぱり勝手に思い込んでて。
それから何とかまともにお客さんに相手にされるようになってたんですね。
まーその後調子こいてしまうのですが 笑
振り返ると髪の毛を含めて外見にコンプレックスがあったんですが、何か違う事や物でそのコンプレックスを逸らしてた様な気がします。
カラオケやブランド服で。
逸らしてそっちに夢中になってるうちに自分のコンプレックスとかあんまり考えなくなっていった。
そんな感じです。
だから冒頭で言ってた乗り越えたというのは少し違うのかもしれません。
でも、自分の抱えてるコンプレックスの捉え方は軽くなってるのでやった事は間違いではないのかなとも思います。
結果的には乗り越えた事になるのかなとも。
なので僕自身のコンプレックスを乗り越えた方法としては、何か違う事や物でそれを逸らす ですね。
コンプレックスに向き合うとかじゃなくて、何か違う物に取り組めばそのコンプレックスも忘れられるみたいな感じですかね。
少なくともカラオケやってた時やブランド物買ってたり着てたりした時は楽しかったですし。
僕は自論ですがこういうコンプレックスの1つや2つ抱えながら生きてる人の方が人間的な魅力を感じるんですよね。
何か生まれつき顔も良くて頭も良くて運動神経抜群で性格も良くて・・って言うような完璧みたいな人って凄いとは思いますがイマイチ親しみに欠けるというか。
それよりもコンプレックスを抱えながらそれとどう向き合って生きてるのか?って人の方が人間味があって魅力を感じます。
その人がどうそのコンプレックスと向き合ったのか、向き合い方は人それぞれ色々あってそれも面白いです。
僕はカラオケや洋服に夢中になっていつの間にか忘れてたみたいな間抜けな感じですが 笑
僕は洋服で自分のコンプレックスを逸らして結果的に乗り越える事が出来ました。
その洋服で今度は皆さんのコンプレックスや悩みを少しでも逸らす事出来たら良いなと思っています。