今日は靴下の話です。
最近はだいぶ気温も下がってきたのでアンクル丈やスニーカーソックスだと足元がかなり寒い思いをします。
なので長めの物を選ぶ訳なのですがここでふと気が付くんですよね。
靴下って皆どんなの履いてるの?と。
という事でそんなお話しをしようと思います。
メンズの靴下コーデはパンツの丈の長さで考える
そもそも靴下が気になってしまうのはパンツの丈と関係があります。
ここ数年パンツの丈の長さは短めが主流です。
トレンドから定着化した感があります。
パンツをロールアップさせたりくるぶし丈にすると足首と肌の部分が素足に近い状態で露出されます。
気温が暖かい季節ならまだしも寒い冬場に素足はキツいです。
という事で長めの丈のソックスなのですが、パンツ丈が短めなので当然ソックスも露出され見られます。
ソックスが気になるのはそーいう理由があるからなんですよね。
なのでソックスもコーディネートの一部として考える必要があります。
余談ですが今から7~8年位前はパンツ丈が長めが主流でした。
パンツの形も股上が浅いブーツカットなどがトレンドでこのパンツはデザイン上パンツの丈が長くなるのは必然です。
なのでソックスを気にする人などほとんどいなかったです。
パンツ丈が長いとソックスなんて見えませんから。
あとスニーカーもその頃は今ほど人気では無かったですね。
これもソックス同様の理由でパンツ丈に隠れて露出が少なかったからというのが理由の一つになります。
スポーツトレンドでは無い時代だったのでそれが大きな理由なのですが。
話をソックスに戻します。
どんなソックスを選ぶか?を考える前に自分のパンツ丈がどのくらいか?をまずは考えてみて下さい。
パンツ丈が短めが主流と言っても多少のばらつきはあります。
大きく分けて2種類ですね。
パンツの丈の長さがジャストの人とそれよりも少し短めのくるぶし丈の人。
1 パンツ丈がジャストの人
ジャストとは直立した時にパンツの裾にクッションと呼ばれるたるみが無い状態の人。
あまりパンツの丈の長さを短くするのに抵抗ある人はこの長さがほとんどではないでしょうか?
この長さがの場合、立っている状態ではソックスの露出がほとんどありません。
歩いて足を上げた時にチラっと見える程度になります。
しかし油断は禁物です。
見てる人は見てますから。
特に女子は何故かそういう細かい部分を見逃さない不思議なレーダーが備わってますので。
で、この場合のソックス選びですが一番簡単なのはパンツか靴の色と同色な色を選ぶのがベスト
黒いパンツなら黒いソックス
グレーのパンツならグレーと。
それによってチラ見えしてもほとんど違和感がないように見えます。
これはビジネスやフォーマルでソックスを選ぶ時と同じルールです。
特に洒落っ気がある訳でもありませんがマイナスにもなりません。
逆にジャスト丈のパンツで歩いた時に派手な色のソックスのチラ見えはかなり印象が強く残ります。
普段見えにくい部分だからこそ見えた時に印象に残りやすいのです。
下衆な話ですがパンチラを思い浮かべて下さい。
強い突風がきて女子のスカートが舞い散るその刹那。
一瞬ですがその方のスカートの中がどんな色か?
強烈に覚えているハズ。
それと同じ原理です。多分。
そのソックスの色が全体のコーディネートの色合いを無視した物であれば『靴下の色が変な人』のレッテルを張られてしまいます。
なのでパンツがジャスト丈の人はこういうソックスのチョイスをオススメします
こちらが事例
photo by Pinterest
実際もう少しパンツ丈が長いかもしれませんがイメージ的にはこんな感じです。
パンツの色に合わせてソックスも同色にされています。
2 パンツがくるぶし丈の場合
この場合は直立している時も歩いている時もソックスは常に露出しています。
なので全身のコーディネートの一部として考える必要があります。
ソックスの場合は主に色や柄。
全体と合わせた色合いのバランスを考えます。
まず一番簡単なのがジャストの丈同様にパンツや靴の色と同色の物にするという事。
コーディネートの配色バランスは色の数が多くなるにつれて難易度が上がります。
この場合もパンツや靴と同色にすれば色が増えることはないので問題ありません。
ただこれではジャスト丈と変わらないので少し難易度が上がりますがオシャレなソックスの選び方をご紹介します。
白ソックス
今トレンドになっている白ソックス。
一昔前はダサい人の象徴みたいな物でしたがそれはもうパンツ丈が長かった頃の話。
今はそのヌケた感じがオシャレになっています。
ファッションのトレンドは流動的です。
トレンドが過ぎて、すたれてダサいとされた物がアップデートされて再びトレンドとして浮上するのはよくある事です。
ただしトレンドはリバイバルされますが以前と全く同じという事はありません。
これはある日突然そのトレンドが始まるという訳ではなくそれまでのトレンドの流れに沿って徐々に浸透していくのからです。
で、この白ソックスは元々アメリカのトラッドファッションから来てる物です。
スーツに白ソックスはフォーマルやビジネスの場ではタブーとさ!ています。
それを日常の普段着としてあえて取り入れるという考え方からきてきます。
白ソックスを履く事でいわゆるヌケ感が出るのはフォーマルとカジュアルのギャップからきてるのです。
でこの白ソックスですが何も考えずにそのまま取り入れるのは危険です。
実際に何も考えずに流行ってるからという理由だけで白ソックスにしちゃってる人はかなり見かけます。
それも10代~20代前半くらいの年齢層ならまだ見た目的に問題ありませんが。
白ソックスがヌケ感と呼ばれるのはあわせる事で印象がかなりカジュアルになるからです。
なので全身のバランスを見る必要があります。
このバランスがカジュアルに偏ってしまうと子供っぽく見えたり、一昔前にダサいと言われた白ソックスのコーデと同じように見られてしまいます。
バランスに関してはこちらの記事で該当する年齢のどちらかを見てください。
⇒20代後半になる人が必ず気付くべき大人っぽいファッション3つのポイントとは【メンズ】
⇒『大人っぽい格好って?』超簡単!!見て分かる30代からの大人がすべきメンズファッションのコツとは【画像解説】
若い20代ならまだ全身カジュアルで問題ありません。
がある程度年齢がいっているなら全身カジュアルは避けたいところです。
ではどーやってバランスを取れば良いのか?
一番手っ取り早いのは靴をシンプルな革のシューズにする事です。
これだけで白ソックスを合わせた全身のバランスが非常に良くなります。
子供っぽさが消えていい感じのヌケ感を表現出来ます。
白と黒のモノトーンがオシャレな雰囲気にさせます。
もし白ソックスにスニーカーを合わせたい場合はこのように上着をキレイめなジャケットやチェスターコートにすると好バランスになります。
白ソックスはこの2点のポイントでオシャレに取り入れられます。
白ソックス以外で明るい色や柄のカラーソックスを使う場合
かなり難易度が上がってきます。
が全体のバランスを考えてコーディネートすれば問題ありません。
服の色合わせをベーシック色の組み合わせにするとバランスが取り入れやすいです。
ベーシックな色とは
黒、グレー、紺、白 です。
この色同士であればカラーソックスソックスはアクセントカラーになります。
カラーソックスでオススメの色は赤です。
上記のカラー全てに相性が良くどの組み合わせでも合います。
こんな感じ
photo by Lookastic
基本的には白ソックスでコーディネートするバランスと同じですね。
あともう一点付け足すとすれば靴下の素材ですね。
白ソックスやカラーソックスは色がカジュアルなので素材もスポーツで使うような素材だと一層カジュアル感が増してしまいます。
なのでキレイめでドレッシーな素材の白ソックスやカラーソックスを選ぶとカジュアル過ぎず革のシューズにも合わせやすいです。
キレイめでドレッシーな素材とはスーツに合わせる靴下の素材をイメージするとわかり易いかと。
ただこの色物とドレッシーな素材の組み合わせは中々無いのでどーしても欲しい人はセレクトショップとかを覗くと良いですね。
ネットで頼む場合、画像と現物の色が微妙に違かったりしますので。