僕は洋服が好きで好きでどーしょーもない!!もう三度の飯よりも好きって位好きです。ショップにも頻繁に足を運びますし、色々見て回るだけでも楽しいです。
そんな僕がネットを見ていたときにちょっとビックリするサービスがあったので今日はそのお話です。
自分の服を揃えてくれるサービス
そのサービスというのがメンズ専門のスタイリストが依頼主の話を聞いてカウンセリングをし、その後そのスタイリストが依頼主に似合いそうな服をいくつか用意し、購入していただくというサービスです。
確かに便利ですね。自分のイメージに合った服が用意されていれば。お店を回る時間の短縮にもなります。その空いた時間で自分の好きな事もできる。
このサービスを依頼する人は洋服を選んでお店を回る時間が無いもしくは惜しい人達ですよね。まあ選び方が分からないから依頼してるのでしょうが。
選んだり、悩んだりする時間を買うとも言えますよね。ある意味では効率的なのかもしれない。
洋服が好きな僕からするとちょっとカルチャーショックですね。
僕は洋服の醍醐味ってその人個人の洋服のチョイスやお店のチョイスだったりするところもあると思ってます。
そのチョイス、選択自体が自分自身の個性でもあり、洋服であればある意味、他者へのメッセージの一つになるとも考えられます。
それを他人から選んだ物を着るというのは僕としてはその人の個性が半減以下になるんじゃないかなと。
もちろん出された洋服を断るという選択もありますし、それがチョイスといえばそうかもしれませんが、2択で着るか?着ないか?なんてのは僕からしたら考えている事を放棄してると感じます。
おかんが選んでくれた服
このサービスを見たときに最初に浮かんだのが、小学生の頃。
おかんが用意してくれた服をただ着てた頃。
同じですね。僕からしてみたら。自分の洋服ぐらい自分で考えて選択しろと。
あ、でもおかんの用意した服、『これはやだ!!』って言った事ありますよ(笑)
プロに頼んだ物であっておかんとは違う!!って意見あるでしょうが、僕がこの依頼人だったら周囲の人に言えないですね。依頼して用意してくれた物を着てるなんて。
恥ずかしいから。
プロが見立てて用意した物なので外見もそれなりに見違えるでしょう。
でも用意された物を着てると周囲が把握したら・・・・内面的な部分で自分で自分の洋服選べない人ってなりそーです。もしかしたらお金ですべて解決する人くらいに思われるかも。
人に言う必要はありませんが、自分自身は誤魔化せませんしね。
例えば車。あれば便利ですよね。でも運転するには免許が必要です。運転の仕方から運転するにあたってのルールを把握する必要があるから。
免許が取れれば目的の場所へ自由に運転できる。
僕からしてみればこのサービスは運転手ですね。免許持ってない人が車だけ買って運転は他の人。免許とればいいのにその時間と労力がもったいないから運転手雇ってる。そんでこの人はずーっと運転しないし、できない。
ファッションにルールや免許があればそれを取ればいい事なんでしょうが、そんな物が無いからこういうサービスがあるというのも分かります。
ファッション、洋服で言う免許みたいな物は個人の経験値で、これが多ければ自分の選択にも自信がもてるし、自分が好きで自分に合った服が選べるようになれる。
時間も労力もかかりますから楽といえば、楽なんでしょうが。
僕はコーチと名乗っているので選択の仕方のアドバイス等はします。一方で本人の自発性も重要と考えており、そこが個人の個性や自信に繋がると考えてもいます。
自発的に選んだ服はその人そのものですから。