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今回は前々回から続いているスナップ解説のスニーカー編です。
皆さんスニーカー持ってますか？
革靴に比べると履きやすいですし普段私服で使ってる方も多いと思います。
そして最近のスポーツファッショントレンド。
これはファッション関係者の間では東京オリンピック開催まで続くとも言われています。
そんなトレンド真っ最中なスニーカーをオシャレにコーディネートするコツをスナップを用いて解説していきます。
オシャレなスニーカーコーデを考える前に
これは前回、前々回と読んで下さった方なら分かると思いますがコーディネートとは服や靴の組み合わせになります。
なのでまずはそちらをご説明します。
前回読んだ人はこの部分は飛ばしてもOKです。
コーディネートを上手くオシャレに見せるにはどういう服をどんな風に組み合わせるか考える必要があります。
この組み合わせ方をバランスを取るとも言います。
そしてこのバランス、大きく分けて２つに分けられる要素から成り立っています。
それがキレイめな要素とカジュアルな要素。
キレイめな要素は最近ではドレスの要素とも呼ばれています。
この２つの要素をコーデする洋服に当てはめていきます。
最終的に全ての要素をトータルで考えた時にキレイめ（ドレス）要素がカジュアル要素をやや上回るくらいがちょうど良いオシャレなバランスになります。
スニーカーのコーディネートを考える場合、まずはスニーカーがどんな要素のアイテムなのか考える必要があります。
皆さんおそらくわかると思いますがスニーカーはカジュアルなアイテムです。
そしてそのスニーカーに合わせる服の要素もキレイめ（ドレス）なのかカジュアルなのかを考える事が重要です。
それが出来ればバランスの良いオシャレなスニーカーをコーディネートする事が出来ます。
それではそのバランスの良いスニーカーのメンズスナップを解説していきます。
オシャレなスニーカーコーデ メンズスナップ解説
キレイめ（ドレス）要素のアウター、上着と合わせる
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チェスターコートにTシャツ、綿のパンツ、スニーカーのコーディネートですね。
スニーカーを大人っぽくオシャレに見せるコーディネートで一番簡単なのがこのアウターや上着をキレイめ（ドレス）にするというコーディネート
これは分かり易く取り入れやすいのでオススメのコーディネート
スニーカーはアディダスのスタンスミスですね。
こちらも流行しています。
白いスニーカーの白の色もキレイめ（ドレス）要素になりますね。
なのでスニーカーだけどカジュアルすぎず尚且つ爽やかに見せる効果もあります。
ちなみにチェスターにスニーカーコーデはレディスでもマストになっているので共感される事間違いなしです。
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ダブルのチェスターコートにボーダーカットソー、ダメージデニムにスニカー。
チェスターコートをもう１つ入れました。
このコーディネートの面白い所はチェスター以外のアイテムはすべてカジュアル要素という事。
そして色も白以外はカジュアルな要素になっています。
ただ見た目はそこまでカジュアルな印象はありません。
チェスターというアイテムは着るだけでかなりキレイめ（ドレス）要素が上がるので合わせるアイテムをここまでカジュアルにしてもOKになります。
ただし、全体のシルエットが重要。
この場合割と全体的に細くスッキリとまとまっています。
細いというシルエット自体もキレイめ（ドレス）要素が加わりますから。
これが太いデニムになると見え方がまた少しカジュアルよりになってバランスが良くないですね。
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ジャケットにTシャツ、綿パンにスニーカーのコーディネート
コートの次のアイテムはジャケット。
このアイテムもキレイめ（ドレス）要素のアイテムなので上半身に持ってくるだけでスニーカーを合わせるとオシャレに見えます。
このコーディネートはシンプルで難易度も高くないので取り入れやすいコーディネートです。
カジュアルなアイテムはTシャツ綿パンですね。
パンツの形は細身でスラックスに近いのでキレイめ（ドレス）要素になります。
ただパンツ丈を短めにして少しヌケ感というかカジュアルな雰囲気にしています。
スニーカーはパンツ丈を短くしたり、ロールアップして見せるとスッキリ見えます。
このパンツ丈もトレンドの１つですね。
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ダブルのジャケットにシャツ、綿パンにスニーカーのコーディネート
このコーディネートのポイントはパンツの色ですね。
他にキレイめ（ドレス）要素のアイテムとして白シャツを合わせています。
全体のシルエットも細めなのでキレイめ（ドレス）要素。
そこでパンツの色をカジュアルで鮮やかなブルーにする事でキレイめになりすぎないようにしています。
色をカジュアルにしてバランスを取るコーディネートの例です。
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黒のジャケットに黒のカットソー、下に白Tを重ね着しての太めなスラックスにスニーカー
これもジャケットを上着にもってくるコーディネート。
アイテムはインナーのカットソーとスニーカーがカジュアルでそれ以外はキレイめ（ドレス）要素
色も全身黒でこちらもキレイめ（ドレス）要素
一見するとキレイめ（ドレス）の要素が強そうですがポイントはシルエット。
さっきは色をポイントに挙げましたが今回はこの太いシルエットのスラックス。
シルエットがゆったりだったり太い物はカジュアル要素になります。
この場合パンツのスラックスというアイテムはキレイめ（ドレス）要素ですがシルエットは太いのでカジュアルな要素です。
こうやってシルエットでバランスを取るやり方もあります。
ちなみに先ほどから細めのシルエットばかり取り上げていたのでガッチリめな人やポッチャリ気味の人はダメなのと思われがちですがそうではありません。
体型が原因でゆったりしたカジュアル要素の服しか着られない場合は違う部分の要素をキレイめ（ドレス）にすれば良いだけです。
この問題も何が２つの要素に当てはまるか分かれば解決されます。
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こちらは左の人メインで。
ジャケットのセットアップに白Ｔとスニーカー
セットアップとは上下対の素材の物になります。
スーツが分かり易いのですが最近ではスーツ以外でカジュアルに着れる物も増えてきています。
このコーデの場合セットアップの上下はキレイめ（ドレス）要素でTシャツとスニーカーがカジュアルです。
色も白やグレーとベーシックなのでこちらもキレイめ（ドレス）要素
ポイントはパンツのシルエットでやや太めになっています。
あと裾を無造作にロールアップさせている所もポイント。
これがスーツになると少し勝手が違ってきます。
スーツはビジネスやフォーマルのシーンで使用される為に作られているからです。
その証にスーツは基本的には上下セットで販売されています。
しかしセットアップは対の素材でセットで着れるのですが基本上下別で売られています。
それは仕様を分けている為です。
ちょっと話がそれましたがセットアップにスニーカーは合わせ方のバランスとしてはかなり相性が良い組み合わせです。
ポイントはセットアップの形ですね。
このパンツも微妙に太かったりでシルエットで少しカジュアルな要素をプラスさせています。
合わせる場合はこの辺をポイントに選ぶと良いですね。
カジュアルなアイテムと合わせる
カジュアルなアイテムを使ってスニーカーを合わせる場合ポイントは全体のバランスになります。
カジュアルなアイテム同士の組み合わせの中にどうキレイめ（ドレス）の要素を入れるか？が鍵になります。
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レザージャケットに白Tシャツ、黒の綿パンに白スニーカー
アイテムは全てカジュアルな要素になります。
しかしジャケットのレザー素材はキレイめ（ドレス）よりに位置するものになります。
また、全体の色使いが白黒のモノトーン調でキレイめ（ドレス）要素。
シルエットもパンツは裾が細めのテーパードパンツなのでキレイめ（ドレス）要素になります。
アイテムがカジュアルでも素材やシルエット、色使いにキレイめ（ドレス）要素を加える事で全体をオシャレな好バランスにしています。
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レザージャケットに白シャツ、黒のスキニーデニムに白スニーカー
こちらも先ほどの同じようなモノトーンのコーディネート。
シャツは丈が長めにデザインされた物でこちらはカジュアルなアイテムになりますね。
コーデのバランスは前のコーディネートと同じです。
ここではスキニーデニムとスニーカーのバランスについて説明します。
スキニーデニムはアイテムはカジュアルなアイテムですがかなり細いシルエットなのでキレイめ（ドレス）要素のアイテムと言っても良い物でしょう。
形の特徴が膝から裾にかけて更に細く絞られているテーパードという形になります。
アウターや上着を羽織ると上半身にボリュームが出ます。
このボリュームに対してスキニーのテーパードの形のパンツを合わせる場合、同様にボリュームあるシルエットやデザインのスニーカーが好相性です。
このコーデも同様でボリュームあるレザージャケットにテーパードのスキニー、そしてボリュームある白スニーカー。
非常に体型がスッキリ見えるバランスとなっています。
ここでは簡単に説明しましたが詳しい内容はコチラにも書いてあります。
⇒デブってる人もガッチリの人もファッションで悩み解決！！体型を細く見せる魔法の形のパンツとは？
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紺のノーカラーブルゾンに白T、グレーのカーゴパンツに白スニーカー
これもアイテムは全てカジュアルなアイテム。
ですが上下のシルエットが細身でキレイめ（ドレス）要素
色使いも紺、白、グレーとベーシックなキレイめ（ドレス）要素になっています。
カジュアルなカーゴパンツが上品に見えるのはグレーの色とウールの素材だからです。
ウール素材はキレイめ（ドレス）要素なので。
このノーカラーのブルゾンもまだまだトレンドが継続されますにで色やシルエットで好バランスにすると良いですね。
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緑のキルティングブルゾンにシャツ、スゥエットパンツにスニーカーそして黒ハット。
なんか気がついたら白スニーカーばっかでした。
なんで黒のスニーカーも入れました。
スニーカーが黒１色だと革靴に近くなるのでカジュアルなアイテムですがキレイめ（要素）が増します。
このコーデはシャツがキレイめ（ドレス）というのとブルゾン以外をモノトーンにしている色使いがキレイめ（ドレス）要素ですね。
あとポイントが黒いハット。
これは帽子の中でもキレイめ（ドレス）の部類に入る要素のアイテム
なのでこれを足す事で全体のキレイめ（ドレス）要素の平均値を上げる事になります。
余談ですが帽子やバック、スニーカーなどの靴、アクセサリー、小物類はそのアイテムがキレイめ（ドレス）かカジュアルかで全体のバランスの平均を調節する事が出来ます。
オシャレなスニーカーコーデ メンズスナップ解説 まとめ
いかがでしたか。
スナップを見ながらの解説だとシンプルなコーディネートの中に色々な要素があるのが分かったと思います。
冒頭でも言いましたがスニーカーはカジュアルなアイテムです。
そして大人がオシャレに見えるの私服のバランスはキレイめ（ドレス）要素がカジュアル要素を上回る物です。
なので合わせるアイテムや形、シルエット、色や柄がどちらの要素なのか？を考えてコーディネートするとバランスの良いコーデにまとまります。
是非コーデスナップを参考に取り入れてみて下さい。
ファッションのコーディネートの仕組みや仕方に関しては是非こちらのカテゴリー記事
⇒大人のオシャレなコーディネートに関する仕組み、仕方 すごく使える記事 一覧
元アパレルorスタイリスト。今はとある企業のwebディレクター。